平成21年度 第3回理事会 議事録

 

1.日 時:平成21年822() 15:0016:00

2.場 所:青森市民病院 3会議室

            青森市勝田1丁目14-20  Tel.017-734-2171

3.出席者:横山 慶一、山崎 正夫、丸山 まゆみ、齋藤 浩治、三上 稔之、成田 房恵

阿部 浩、佐々木 久、堰合 淳子、須藤 安史

  欠席者:石田 修一、田中 一人、佐々木 則雄西谷 浩樹、野坂 亨治、

横山会長の挨拶後、定款第4章第24条及び諸規定により、議長に横山会長があたり、書記に堰合、須藤理事が指名され、審議が行われた。

 

【報告事項】

.第2回理事会議事録報告

資料として配布された『第2回理事会 議事録』に従って横山会長より報告があり、議事録内容の了承を求めたところ、出席者全員が異議なく了承した。

 

2.学術部経過報告

山崎学術部長より、配布資料に基づいて以下のとおり報告があった。

1)平成21年度青臨技第1回学術委員会(平成2174日 アスパム)について

        平成20年度活動報告、平成21年度研修会報告、平成21年度青臨技精度管理調査(案)についての報告、話し合いが行われた。平成21年度青臨技精度管理調査は例年同様10月頃に行う予定である。実施終了後できるだけ早く解答速報を青臨技のホームページに掲載したいので、精度管理・標準化委員に早めに解答用報告を作るよう対応をお願いしたところ了解が得られた。

        精度管理調査の試料の発送日を明記して欲しいという要望があり、発送日が確定した時に改めて文書を発送することで後日齋藤事務局長より了解を得た。精度管理試料配送に試薬卸業者を利用している事についての意見があり、事務局とも相談した結果、今後は宅配業者にお願いしたいと考えている。

        平成21年度東北臨技学術部長・研究部門長合同会議(平成21624日 )が行われ、研修会におけるプロモーションコードガイドラインについて確認、話し合いが行われた。

        36回青森県医学検査学会の一般演題で質疑応答の時間が少なかったとの意見があったので、今後の課題として検討したい。

        学術部門長と各支部の部門員全員が集まる場を設けて欲しいとの要望があったが、研修会開催時に召集して欲しいとお願いした。

        研修会講師の情報交換会費など接待費はどうすべきかと質問があったが、講師から情報交換会費とし徴収しても良いのではないかと伝えた。 

        50回東北医学検査学会のシンポジストについて質問があったが、秋田臨技の直接指名のため把握はできていないと報告した。

2)日臨技からの「臨床検査値の基準範囲設定」協力依頼について

 4月に日臨技より基準範囲作成に参加協力できないかと問い合わせがあった。第36回青森県医学検査学会開催時にデータ共有化委員会で審議した結果、2月に山口大の市原教授の基準範囲設定に参加したばかりで、年度内に2回の協力を各基幹施設が倫理委員会から承認を得て実行することは難しい。検査技師2030名位の各施設でボランティア数80人を集めるのは難しい。青臨技は青森県医師会との間で基準範囲の協議が行われ基準値の合意ができている。以上の3点より協力は難しいという見解となったことを日臨技に伝えた。

3)第50回東北医学検査学会の座長依頼について

 第50回東北医学検査学会に5名の座長依頼がきたので各部門長に人選をお願いした。輸血は齋藤事務局長、公衆衛生は横山会長、生理は生理機能検査部門長の船水康陽氏、生化学は生物化学分析部門長の工藤真理子氏に決まった。病理は未定である。

4)青森県の精度管理委員に山崎学術部長が任命されている。任期は1年で衛生検査所立入検査を行う。

 

3.公益部経過報告

齋藤事務局長より、平成21年度学校児童・生徒心電図検診について以下のとおり報告があった。

        今年度の学校児童・生徒心電図検診への技師派遣数は275名だった。医師会から支払がありしだい派遣技師1名につき1日5,000円の日当と各支部に派遣技師人数に応じた還付金が渡される。

        今年度の学校児童・生徒心電図検診においての問題点は、医師会から各施設への技師派遣依頼文書発送が遅れた事。日程が決まるのが遅かった。心電計を更新して欲しい。心電計を運ぶ宅配業者が来なくて開始時間が遅れた。フロッピーディスクに波形データが入らず、記録用紙だけのものがあった等である。

三上理事より、学校児童・生徒心電図検診への技師派遣について、派遣日当の受領の問題等もあるので、技師派遣の仕方について見直しをする時期ではないかと意見があった。

 

4.渉外部経過報告

丸山渉外部長より、特になしとの報告があった。

 

5事務局経過報告

齋藤事務局長より、配布資料に基づいて以下の報告があった。

1)青臨技関連経過報告

2)東北臨技関連経過連報告

3)日臨技関連経過報告

4)関連団体経過報告

5)今後の予定

6)組織調査報告

 

6.その他

  成田理事より平成22年度通常総会、情報交換会を平成22522日(土)、第37回青森県医学検査学会を平成22年度523日(日)にむつグランドホテルで開催する予定である。公開講演はむつ総合病院副院長にお願いする予定である。他に公開講演の案があれば教えて欲しいと報告があった。

 

【議題】

1.東北臨技功労賞・奨励賞、青臨技功労賞・奨励賞について

横山会長より、630日(火)に行われた青臨技表彰審査委員会で、東北臨技の功労賞は該当者なし、奨励賞は坂本 忍氏(青森労災病院)と小杉 貴久氏(弘前市立病院)、青臨技の功労賞に江利山 寛知氏(弘前市立病院)、奨励賞には猪股 真喜子氏(黒石病院)を推薦することが決まったと説明があり、理事に諮ったところ異議なく承認された。

 

2.第51回東北医学検査学会について

横山会長より、第51回東北医学検査学会 第1回実行委員会(平成2188日(土)アピオ青森)について以下とおり報告があった。

実行委員:横山 慶一氏、山崎 正夫氏、齋藤 浩治氏、阿部 浩氏、佐々木 則雄氏、須藤 安史氏の青臨技理事と、古田 芳幸氏(青森労災病院)、植木 進一氏(青森労災病院)、小島 佳也氏(弘前大学医学部附属病院)、赤坂 秀博氏(三沢市立三沢病院)、久保 忠利氏(八戸市医師会臨床検査センター)、川村 多蔵氏(十和田市立中央病院)

開催日時:平成22109日(土)、10(日)の二日間

学会会場:八戸市公会堂・八戸市公民館(八戸市公会堂文化ホール)の6会場と八戸商工会館の2会場の計8会場、式典・情報交換会会場は八戸グランドホテル

学会長は山崎 正夫氏、実行委員長は小島 佳也氏、事務局長は川村 多蔵氏、学会会計は久保 忠利氏、編集委員は古田 芳幸氏、植木 進一氏が選任された。

学会のテーマは「変革と継続」、サブテーマは「より健やかに生きられる社会へ」に決まった。

特別講演、公開講演、シンポジウム、レクチャーについては今後検討していく予定である。

今後は、実行委員会の開催があり次第報告したい。

以上の報告事項について異議なく了解された。

 

4.その他

1)横山会長より、日臨技からの基準範囲設定の協力依頼について

日臨技より基準範囲設定の協力依頼があったので、データ共有化委員会のメンバーで話合いをした結果、山崎学術部長が学術部経過報告したように、協力は難しいという見解となった。その後基幹施設より今後どうなるのかと問い合せがあった。常任理事会で話しあった結果、検査に必要な試薬、スピッツ等を基幹施設で用意する等難しい問題もあるので、基幹施設の状況次第で参加不参加を其々に決めてもらえれば良いのではないかとの結論が出た。

以上のとおり説明があり、異議なく了承された。

   2)横山会長より、今年度の精度管理事業の資料配布について

今年度の精度管理事業の資料配布は宅配業者にお願いしたいと考えている。クール宅急便の利用料は1970円で70施設に配送する予定である。フォトサーベイ等の紙類は別の郵送方法にしたいと考えていると説明があり、異議なく了承された。

3)齋藤事局長より、公益法人化に向けて、平成23年度の予算案から支部と県の会計を統合したいと事務局長会議で決まった。そのため、平成23年までに統合に係る諸問題を理事会に諮って決めていきたい。県と支部の予算書、決算書の様式が異なっている支部はできるだけ県に合わせるようお願いしたと説明があった。

以上の事について異議なく了承した。

4)横山会長より、日臨技の依頼で平成21121日に開催される国際エイズdayの活動に青森県も参加したいと考えている。日臨技よりの援助金が30万円出るので、どの様な活動をしたらよいかと説明があり、案を募った。理事よりティッシュやマスク等を配ったらどうかという意見も出たが、齋藤事務局よりもう少し調べて予算を立てたい事、初年度である今年は青森、八戸、弘前の三市で実施してはどうかと意見が出て、異議なく了承された。

 

 

 

議長は、定款第4章第28条により、議事録署名人に三上稔之氏、佐々木 久氏の両理事を任命し、

以上をもって審議を終了したことを告げた。

 

 

 

議長             印

 

 

議事録署名人       印  

 

 

議事録署名人       印