平成22年度 第5回理事会 議事録

 

.日    平成221211() 15:0017:30

.場    青森市民病院 3F 小会議室

                  青森市勝田1丁目14-20    Tel.017-734-2171

3.出席者 : 山崎 正夫、小島 佳也、佐藤 裕久、齋藤 浩治、成田 好孝、安田 善一、斉藤 仁、

赤坂 秀博、佐々木 則雄、川村 多蔵、竹洞 ヒロ子、須藤 安史、能登 温子

4.欠席者 : 萩野 繁樹、小田嶋 真喜

山崎会長の挨拶後、定款第4章第24条及び諸規定により、議長に山崎会長があたり、書記に能登理事が指名され、審議が行われた。

 

【報告事項】

1.第4回理事会議事録報告

資料として配布された『第4回理事会 議事録』に従って山崎会長より報告があり、議事録内容の了承を求めたところ、出席者全員が異議なく了承した。

 

2.学術部経過報告

小島学術部長より以下のとおり報告があった。

・研修会の開催済みと今後予定されている日程については、資料の『事務局経過報告』のとおりである。

・精度保証施設認証制度は基幹施設である青森県立中央病院、弘前大学医学部附属病院、八戸赤十字病院の3病院から一般施設認証で申請を行う予定だったが、本年度のパイロット認証申請に関しては無料で登録できるとのことだったため、青臨技精度保証施設認証委員会(平成221030() 弘前市)において基幹施設3病院のパイロット認証申請手続きを行った。一般施設認証は八戸市医師会臨床検査センターから申請があり、平成221225()に再度委員会を開催する予定である。

・日臨技データ共有化事業に関しては、過去3年間実施してきた内容が今後も継続して行われる。本事業に昨年度参加している施設には今年度より参加の有無を問わない依頼文書を送付した。

 

3.公益部経過報告

佐藤公益部長より以下のとおり報告があった。

・青森県県医師会より学校児童・生徒心電図検診の入金があった。各支部には派遣技師への日当の入金が行われた。

 

4.渉外部経過報告

萩野渉外部長欠席につき、山崎会長より特になしとの報告があった。

 

5.事務局経過報告

齋藤事務局長より、配布資料に基づいて以下のとおり報告があった。

1 ) 青臨技関連経過報告

 ・青臨技精度保証施設認証委員会が平成221030()に 弘前大学で開催された。

  2 ) 東北臨技関連経過報告

3 ) 日臨技関連経過報告

4 ) 関連団体経過報告

5 ) 今後の予定

・平成22年度 第2回東北臨技代表者会議が平成23225()山形県にて開催される。

・第52回東北医学検査学会は平成231015()16()山形県にて開催される。

6 ) 組織調査報告

・平成22121()現在日臨技登録会員数は576名である。

・施設登録や会員の異動に関しては、組織調査担当の須藤理事に直接連絡して欲しい。

 

6.平成22年度 第1回東北臨技代表者会議報告

  1 ) 山崎会長から以下のとおり報告があった。

・山崎会長、小島学術部長、書記として小田嶋理事、能登理事、議事録署名人として横山 慶一(青森県立中央病院)、阿部 浩(公立野辺地病院)が出席した。

・日臨技は職能団体として職能に関する学会を開催し、従来の一般演題のような学術的な発表や論文投稿は各専門学会で行うようにする方向である。

・第52回東北医学検査学会には職能的な研修会として味覚・臭覚研修会を設けることに決まった。また、学会名称は、日臨技東北支部医学検査学会となる可能性がある。

・東北臨技としては演題発表など現在のような学会・研修会の形式を残して行きたい。実施する際は、協議会という形で行うことになるだろう。

2014年の63回日本医学検査学会は新潟県臨床検査技師会が立候補している。

・医学検査会誌の発行は年6回、学会抄録集1回の計7回となる予定である。

・日臨技の入会費は現在2,000円だが、一般社団法人登記後に5,000円になる予定である。

・日臨技臨床検査精度管理調査は平成23年度から新システムを導入し、参加申し込みや手引きに関しては全てwebにて行い、調査報告書はCD-Rにて報告される。

・青臨技の日臨技年会費口座振替の申請数は全会員の79%である。

2 ) 成田理事より、新入会員の年会費はいつから口座振替になるのか?また入会費を取らないという話があったが値上げすることになったのか?と質問があり、齋藤事務局長より、口座振替となる時期は日臨技ホームページにも掲載されてなく未定だが、最初はコンビニ振込みになると思う、入会費は日臨技では値上げとなるが青臨技は廃止する方向で検討している、と回答があった。

 

7.東北臨技事務局長会議報告

  齋藤事務局長より以下のとおり報告があった。

・東北臨技事務局長会議(平成221126() 新潟市)が開催され、第51回東北医学検査学会の中間決算報告をしてきた。

・宮城県臨床検査技師会は一般社団法人への移行申請手続きを近々行うようである。東北臨技の中では秋田県臨床検査技師会のみが公益社団法人を目指しているが変更する可能性もある。

・精度保証施設認証制度の登録料は2年間で5万円は高いという意見が各県からあった。

・山形県臨床検査技師会より、52回東北医学検査学会の要綱集は冊子ではなくweb上に掲載したいとの意見があった。

 

【議題】

1.第51回東北医学検査学会総括について

川村学会事務局長より、配布資料『第51回東北医学検査学会 第6回実行委員会議事録』に基づいて以下のとおり報告があった。

1 ) 51回東北医学検査学会中間決算書(123日現在)

・当初予算額を11,010,000円として学会運営を計画した。

・収入内訳は日臨技交付金2,155,000円、東北臨技各県負担金560,000円、青臨技助成金2,000,000円、学会参加費2,859,000円、広告料1,060,000円、展示料1,600,000円、ランチョンセミナー料500,000円、情報交換会参加費1,740,000円、助成金650,000円、弁当代・その他1,161,742円で、収入合計14,285,742円であった。

・支出内訳は会場費1,104,010円、会場設営費1,647,190円、事務・消耗品費644,060円、通信費76,055円、印刷費2,004,025円、会議費・旅費1,870,355円、実務委員宿泊費831,340円、諸謝費993,820円、弁当代1,185,200円、式典・代表者会議61,000円、情報交換会費1,653,082円、その他・雑費0円で、支出合計12,070,117円であった。

・収入合計14,285,742円、支出合計12,070,117円であり、収支差額は2,215,625円である。

・残金は青臨技会計に繰り入れる予定である。

・事務・消耗品費の内容としては、パソコン等の購入費が含まれている。

・八戸観光コンベンション協会から今後500,000円頂ける予定である。

2 ) 学会の感想、反省点

・編集委員より、抄録集の誤字脱字が多く、見直す時間を設けるべきだった。

・総合受付より、時間不足により事前のデモンストレーションが行えなかった。

・東北臨技代表者会議の書記などの担当は他の実務となるべく兼務しないほうがよい。

・記念式典について、事前引継ぎがなく分からなかったが、各県会長席に順番があることを把握しておいたほうがいいとの意見があった。

・広報部門より、平成233月いっぱいでHPweb公開は終了する。

・学会参加者616(会員459名、非会員12名、賛助会員145)、情報交換会参加者384名である。

・次回担当の山形県臨床検査技師会に本学会の情報を引き継ぎ、学会運営に役立ててもらいたい。

  3 ) 各支部長・担当より感想・反省点

・佐藤公益部長より、生理検査部門を担当したが、前日にチェックしたPowerPointの設定を当日演者に勝手に変更され、投影スライド上では動画が作動するが、PC上では動かないという事態になってしまったので、そのようなことがないようにして欲しい、との意見があった。

・斉藤理事より、会場が入り組んでいたので案内看板をもっと設けるべきだったと実務委員より意見があったとの報告があった。

・成田理事より、第4会場向かいが実行委員・実務委員の休憩場所であったため昼食時間帯が少しうるさかった、2日目は遺伝子検査部門3題のみで参加人数も少なく早く終わったので、演題の振分けをもう少し考えても良かった、との意見があった。

・安田理事より、第5会場ではピンマイクを使用したが1日目にそのまま着けて帰ってしまった演者がいた、またピンマイクを手に持つと雑音が入ってしまうので普通のマイクの方がよかった、との意見があった。

・佐々木理事より、第2会場は少人数だったがスムーズに進み特に問題なく終わった、との意見があった。情報交換会では参加者より、料理については少ないまたは適正、飲み物は十分、受付・進行等は問題なし、などの意見があった。料理は最初に人が集中するため少ないという意見はやむを得ない、との報告があった。

・赤坂理事より、1日目のランチョンセミナーで飲み物が間に合わず進行が遅れた、との報告があり、川村学会事務局長より、発注はしていたが事前の再確認が必要だった、との意見があった。

・齋藤事務局長より、シンポジウムでプロジェクターの繋ぎかえの接続がうまくいかず、スライド下部が切れてしまったがすぐに対応できず残念だった、特別講演では演壇移動時にPCのコンセントの接続が甘くなり、バッテリー切れで一時中断する事態になったが、すぐに復帰できた、会場が大きい割にはあまり人数が入らなかった、来年の60回日本医学検査学会の宣伝を発表の間に流すのは場を繋げてよかった、との意見があった。

・小島学術部長より、各支部の協力のおかげで大成功に終わったと思っている、との意見があった。

・山崎会長より、学会式典で青森県知事代理が欠席だったが後日謝罪の電話があった、との報告があった。

4 ) その他

・成田理事より、事務・消耗品費のPC購入は東北学会用で購入したのか?との質問があり、齋藤事務局長より、東北学会で使用したが、今後は青臨技の会務で使用する、との回答があった。

・山崎学会長より、今まで個人所有のデジタル一眼レフカメラで写真撮影をしていたが、今回青臨技専用のデジタル一眼レフカメラを購入した、との報告があった。

 

2.第38回青森県医学検査学会について

1 ) 赤坂理事より以下のとおり報告があった。

・平成23514()に平成23年度青臨技通常総会、翌15()に第38回青森県医学検査学会を開催する。会場はきざん三沢である。

・講演の講師も依頼済である。

2 ) 齋藤事務局長より以下のとおり要望と提案があった。

・年明けには演題募集の案内文書を発送したいので、講師名・演題名や会場の住所などを教えて欲しい。

・現在の学会名称である『医学検査学会』だと臨床検査技師の学会であることを一般の方が認識し難いので名称の変更を検討したい。また法人名である青森県臨床衛生検査技師会の『衛生』の表記を除いた名称に変更するためには、各支部で衛生検査技師会員の有無を確認する必要がある。

上記の事項について理事に諮ったところ了承された。

 

3.法人移行について

 齋藤事務局長より、配布資料に基づいて以下のとおり報告があった。

 ・一般社団法人移行後は青臨技および各支部の理事会に監事も出席し、議事録にも記名押印が必要であると法人法に記載されているので今後見直しが必要になる。

 ・一般法人移行の要件・遵守事項として、公益目的支出計画というものがあり、法人移行した時点での残金を全て事業として使用しなければならないが約2年間で使い切れる予定である。内部留保の300万円分は維持しながら事業運営し、困難になった場合は年会費の値上げも必要になる。

 ・現在定款改定案を作成中だが、原案完成後各支部・会員に内容を検討してもらい、更に県の審査を受け、5月の平成23年度青臨技通常総会で新しい定款の承認を得られるようにしたい。

 ・青臨技の予算案を作成したいので来年度の各支部の予算案と今年度末の予想残金を12月末までに教えて欲しい。

上記の事項について理事に諮ったところ了承された。

 

4.その他

 1 ) 齋藤事務局長より、青臨技として東北学会予算のために200万円貯蓄したが、全額残金となり青臨技会計に繰り入れると内部留保分が約500万円と多額となる。この有効活用案として、日臨技や東北臨技等の学会・研修会に参加する会員のための補助金として使用してはどうか。具体策として施設にいる臨床検査技師が全員青臨技に加入するなどの条件付きで、1人あたり最大5万円、年間30万円を上限とし、30万円×5年間分の150万円で予算を考えてはどうか。と提案が出された。

・川村理事より、対象とする学会や研修会を指定したほうがいいのではないかと意見が出された。

・山崎会長より、日本医学検査学会は全国各地で開催されるが地域も指定するのか?と質問があり、齋藤事務局長より、限度額を5万円としているため指定する必要はないだろう、との回答があった。

・成田理事より、東北学会用の残金は次回には持ち越さないのか?また別会計で維持することで内部留保枠から外れないのか?と質問があり、齋藤事務局長より、現在残額を持ち越すことは考えていない、また次回学会用として残したとしても法人移行時に青臨技の財産として取り扱われるため内部留保からは外れない、と回答があった。

・小島学術部長より、日臨技主催の研修会に部門長が参加する時は自費出張の場合が多いので、その出張費に補填は可能か、との質問があった。また川村理事からも、日本医学検査学会の座長などは青臨技より推薦されても自費出張の場合が多いので同様に出張費の補填は可能か?との質問が出され、齋藤事務局長より、日本医学検査学会の座長の出張費は来年度から予算化する、との回答があった。

上記議題の東北学会残金の使途については理事に諮ったところ了承されたが、具体案は継続審議となった。

 

2 ) 学校児童・生徒心電図検診について

・佐藤公益部長より、東青支部では派遣技師の数来年度以降足りなくなりそうだが、人員不足が生じた場合、他支部の会員に要請はできないのか?と質問があり、齋藤事務局長より検診時間を午後にしてもらうなど医師会の関川氏と協議が必要になるだろうと回答があった。

 ・佐々木理事より、三八支部では自宅会員や支部のみの会員にもお願いしていたが、今後支部のみの会員がなくなった場合でも派遣の依頼は可能か?また非会員で会費を払っていない場合も日当は出るのか?交通手段にタクシーを使用した場合、タクシー代は全額支給してもらえるのか?と質問があり、齋藤事務局長より、非会員でも本人の承諾があれば派遣は問題ないと思う。また日当も会員同様に支給し、タクシー代は全額負担する、と回答があった。

・山崎会長より、医師会で入っている保険は自家用車での事故は適用外であるので、十分に気をつけてもらいたい、との意見があった。

 

3 ) 会員異動、会費支払いについて

・佐々木理事より、上十三支部の会員で三八支部に入会希望の会員がいるが可能か?また支部会員の把握をしたいので年会費入金済会員リストをもらいたいがいつ頃になるか?と質問があり、齋藤事務局長より青臨技の会員であれば支部の異動は関係ない、年会費入金済会員リストは1回目の引き落とし後に対応を考えたい、と回答があった。

 

4 ) 60回日本医学検査学会の演題募集について

山崎会長より、来年度開催の第60回日本医学検査学会の青臨技からの演題が現在0題なので、演題発表のご協力をお願いしたい、とのことだった。

 

 

 

 

 

 

 

議長は、定款第4章第28条により、議事録署名人に成田 好孝、須藤 安史の両理事を任命し、

以上をもって審議を終了したことを告げた。

 

 

 

議長                               印

 

 

議事録署名人                         印 

 

 

議事録署名人                         印