平成23年度 第1回理事会 議事録
1.日 時 : 平成23年4月9日(土) 14:00〜16:00
2.場 所 : 青森市民病院 3F大会議室
青森市勝田1丁目14-20 Tel.017-734-2171
3.出席者
: 山崎 正夫、小島 佳也、佐藤 裕久、荻野 繁樹、齋藤 浩治、安田 善一、斉藤 仁、
赤坂 秀博、川村 多蔵、竹洞 ヒロ子、須藤 安史、能登 温子、小田嶋 真喜
4.欠席者
: 成田 好孝、佐々木 則雄
山崎会長の挨拶後、定款第4章第24条及び諸規定により、議長に山崎会長があたり、書記に須藤、小田嶋理事が指名され、審議が行われた。
【報告事項】
1.会計監査報告
青臨技監事である丸山 まゆみ(つがる市立成人病センター)より、(社)青森県放射線技師会の古川 勝文氏と平成23年4月9日に平成22年度の監査を実施したところ「定款13条5項の規定により、会務および会計が適切に行われていることを認める」との報告があった。
2.平成22年度第6回理事会議事録報告
資料として配布された『第6回理事会 議事録』に従って山崎会長より報告があり、議事録内容の了承を求めたところ、出席者全員が異議なく了承した。
3.学術部経過報告
小島学術部長より以下のとおり報告があった。
・延期された平成22年度臨床検査精度管理指導講習会(平成23年3月12日予定分)は、平成23年5月15日(日)、第38回青森県医学検査学会(三沢市)と一緒に開催予定である。
・日臨技データ共有化委員会が、平成23年5月14日(土)、平成23年度日臨技第1回定期総会後に開催され、小島学術部長が出席予定である。
4.公益部経過報告
佐藤公益部長より、平成23年度学校児童・生徒心電図健診について以下のとおり報告があった。
・西北五支部では当初のスケジュールどおり4月8日(金)より始まっている。
・東青支部では震災・停電のため4月8日(金)の予定のみ延期となった。
・その他の支部は、震災・停電により変更されたスケジュールにそって、4月18日(月)ごろから開始予定である。
斉藤理事より、心電図の新機器講習の日程について医師会より返答がなく、各支部ではどうしているかとの質問が出され、佐藤公益部長より、再度医師会と連絡を取り対応してもらうよう回答があった。また、安田理事より、機器を実際操作したが、添付のマニュアルを参照すれば操作は簡単であるとの意見があった。
斉藤理事より、交通手段はタクシーチケットで対応とのことだが、1日500円未満の傷害保険で自家用車を使用する方法も併用したいとの意見が出され、齋藤事務局長より、なるべくタクシーチケットで対応してもらいたいが、自家用車で事故等があった場合には必ず報告するようにということで了承された。
5.渉外部経過報告
荻野渉外部長より、特になしとの報告があった。
6.事務局経過報告
齋藤事務局長より、配布資料に基づいて以下のとおり報告があった。
1)青臨技関連経過報告
・平成23年3月12日(土)に予定されていた平成22年度臨床検査精度管理指導講習会及び平成22年度青臨技通常総会(予算総会)(青森市)は延期となった。
・平成23年3月20日(日)に予定されていた第3回冠動脈模型作成講習会(八戸市)は中止となった。
2)東北臨技関連経過報告
3)日臨技関連経過報告
4)関連団体経過報告
5)今後の予定
平成23年5月14日(土)に開催される平成23年度日臨技第1回定期総会と日臨技データ共有化委員会に小島学術部長が出席予定である。
6)組織調査報告
施設登録や会員異動については、今年度より日臨技へ届出となった。入会は日臨技HPより用紙をダウンロードして日臨技事務局へ申請してほしい。
7.平成22年度日臨技第2回定期総会報告
山崎会長より、平成23年3月26日(土)開催の平成22年度日臨技第2回定期総会に出席を予定していたが、震災による影響のため出席を見合わせたこと、また、総会は成立したが、委任状の不足により定款改定の議決は出来なかったとの報告があった。
8.その他
1)山崎会長より、平成23年2月25日(土)に山形市で行われた東北臨技代表者会議について、以下のとおり報告があった。
・第51回東北医学検査学会の会計報告は、同学会の川村事務局長が報告し承認された。
・日臨技の定款が改定されれば、技師会の支部化等の影響が出てくると思われるが、すでに予定を立てている平成25年度までの東北地区研修会は開催する方針である。
・また、日臨技の定款改定により、地区学会の一般演題廃止が懸念されていたが、東北の協議会開催の学会で一般演題が継続される方針である。
・今年度の東北学会(山形県開催)は従来どおりの形式で行われるが、来年度担当県の福島県は震災の影響により、今のところ開催や形式等全て未定となっている。
2)山崎会長より、東日本大震災について、青臨技会員の石垣 みゆき氏(国立弘前病院)が出身地(宮城県)に帰省中に被災され、3月28日死亡が確認されたとの報告があった。会報No.104に掲載予定で、5月の青臨技通常総会では黙祷を奉げる予定である。
【議題】
1.学会参加費補助事業について
齋藤事務局長より、第60回日本医学検査学会への参加費補助事業について以下のとおり提案があった。
・参加費補助事業の募集(定員3名)をしたところ、小又 誉史(公立七戸病院)と、河村 義雄(青森労災病院)の申請があったため、この2名に決定したい。
・今回定員に満たない1名分は第52回東北医学検査学会の補助へ繰り越す。
・第52回東北医学検査学会の補助申請は7月頃案内するので、各支部でも会員へ伝達してほしい。
上記の提案事項について理事に諮ったところ了承された。
2.東日本大震災の義援金について
齋藤事務局長より東日本大震災の義援金について、以下のとおり提案があった。
・震災規模が大きいため効率の良い方法をとり、技師会にあるお金から寄付する。
・会員数×1000円程度、現在会員数540名程度であるため60万円を予定している。
・義援金は被災された臨床検査技師会会員へ直接わたるものである。
・山崎会長より、震災当初新潟県から青森県へ義援金を援助したいとの申し出があったが、当時技師会では被災者が確認されていなかったため遠慮したとの説明があった。
上記の提案事項について理事に諮ったところ了承された。
3.平成23年度青臨技通常総会について
齋藤事務局長より平成23年度青臨技通常総会について、以下のとおり提案があった。
・延期されていた平成22年度通常総会(予算総会)(平成23年3月12予定分)は、平成23年5月14日(土)、平成23年度通常総会(決算総会)の前に時間を設けて行う予定である。
・総会役員は3月に予定していた担当支部と同じ支部に担当していただくので、各支部で担当者を決めて4月中に連絡してほしい。
上記の事項について理事に諮ったところ了承された。
4.平成23年度青臨技通常総会・第38回青森県医学検査学会タイムスケジュール案について
齋藤事務局長より平成23年度青臨技通常総会・青森県医学検査学会(会場:きざん三沢)タイムスケジュール案について、以下のとおり提案があった。
1)平成23年5月14日(土)平成23年度青臨技通常総会のタイムスケジュール案
・16時30分から功労賞・奨励賞の授与式を行なった後、予算総会と決算総会を続けて行う。総会役員は、どちらの総会も同じ役職を担当する。
・18時から、功労賞・奨励賞祝賀会をかねて情報交換会を行う。
2)平成23年5月15日(日)第38回青森県医学検査学会のタイムスケジュール案
・学会演題17題、臨床検査精度管理指導講習会8部門を1日で行う。
・9時から11時まで一般演題12題、11時10分から12時まで精度管理講習会5部門(各部門10分)を行う。
・学会とは別に、精度管理講習会の参加受付と参加証明書の発行を行う。
・ランチョンセミナーはメーカーからの応募はなかった。12時10分から12時40分に小島学術部長による標準化対応基準値についての講演を行う。
・13時から14時まで三沢市立三沢病院院長の坂田 優先生による公開講演を行う。
・14時10分から15時まで一般演題5題を行う。
・15時から15時30分まで精度管理講習会3部門を行う。
上記の事項について理事に諮ったところ了承された。
5.第38回青森県医学検査学会について
赤坂理事より第38回青森県医学検査学会について、以下のとおり提案があった。
・昨年度は参加者が137名あったので、弁当+お茶(1000円程度)は150個用意する。
・きざん三沢の学会会場は120席程度の予定(総会は50席程度)、垂れ幕もきざん三沢で準備する。
・学会受付・精度管理講習会受付は4人程度、2台のパソコンを使用して受付する。5月14日の総会の受付とは別に、情報交換会の受付を行う。情報交換会の会費は5000円を予定している。
・駐車場はきざん三沢を利用できる。宿泊者は次の日まで駐車しておける。
・当日8時頃には集合して準備にあたる。
・公開講演の講師の交通はタクシーチケットを利用予定。
上記の事項について理事に諮ったところ了承された。
斉藤理事より、前年度の学会で若手育成を目的とした記念品(Tシャツ)の贈呈をしたが、今回も継続予定はあるか、との質問がだされ、山崎会長より、若手の発表が減っているので奨励のため継続していきたいとの回答があり、小島学術部長中心で計画することで了承された。
6.東北学会学術賞について
齋藤事務局長より、第51回医学検査学会の演題から東北学会学術賞を選出しなければならないので、各支部で担当会場の演題から良かったものを1題ずつ挙げてもらい、その中から理事会で1題選出する予定なので、県学会までに各支部で知らせてほしい。
上記の事項について理事に諮ったところ了承された。
7.その他
1)平成23年度学校児童・生徒心電図健診について
・赤坂理事より、今年度より派遣技師の日当は青臨技から支払われるのか、との質問が出され、齋藤事務局長より、青臨技からはまとまったお金を支部に渡し、今までどおり支部から支払いを行ってもらうとの回答があった。
・赤坂理事より学校児童・生徒心電図健診について、実施時間を午後に変えられないかとの質問が出され、齋藤事務局長より、医師会へは要望しているが、学校の都合もあるようで今のところ従来どおりとの回答があった。佐藤公益部長より、学校によっては午後に実施しているところもあるようなので、学校と交渉してみると良いのではとの意見があった。
2)支部の運営について
・須藤理事より、今年度から支部会費を集めなくなったため支部で会員の把握が出来ないことになるので、理事会ごとに会員名簿を支部へ配布するとの提案があり、理事に諮ったところ了承された。
・安田理事より、支部の会誌を作成するときは青臨技に請求できるかとの質問が出され、齋藤事務局長より、請求できるが青臨技会誌と重複するような内容は省略して欲しい、また、事務用品はアスクルのインターネット注文で購入してほしいとの回答があった。
3)支部提案事項について
齋藤事務局長より、3月に予定されていた総会にて、支部から提案予定だった内容について以下のとおり説明があった。
・下北支部より、今年度より学校児童・生徒心電図健診の派遣技師日当が県から出るのであれば、派遣技師の割り振りや支払い業務は県事務局でやるべきではないかとの提案があったが、会計が青臨技に統一されることになっただけで、物理的・時間的にも県で全てやるというのは不可能なため、業務の流れは今までと同じようにやってほしいと回答した。
・下北支部より、支部会員(非日臨技会員、非青臨技会員)はこれからどのようにしていけばよいかとの質問があったが、今まで支部のみの会員だった方には、今すぐ行事等の参加を不可にするのではなく、時間をかけて日臨技・青臨技への入会を勧めていきたいと考えていると回答した。
・中弘南黒支部より、福利厚生の金額と支部で使用するお金について質問があり、福利厚生は2万円+会員数×300円、支部で使用するお金はある程度まとめて振り込みにする、また福利厚生の金額が運営上足りないようであれば見直していきたいと回答した。
・中弘南黒支部より、支部会員=青臨技会員とするのかとの質問があり、青臨技会員でどの支部に所属するかという考え方をすればわかりやすいと思うと回答した。
・中弘南黒支部より、支部会員で青臨技に入らなければ支部退会ということになるのかとの質問があったが、青臨技会員でなければ支部にも所属できないことになるので、各支部で入会を勧め上手にフォローしてもらうようにと回答した。
・中弘南黒支部より、支部会員の退会等の把握ができなくなるのではとの質問があったが、理事会の度に会員の名簿を配布すると回答した。
・中弘南黒支部より、シルバー会員について質問があり、今年度は会費を集めないが、法人に移行した際には一度一定額を支払うことにより、生涯永年会員という扱いにすることを考えていると回答した。
・中弘南黒支部より、支部の定款改定はどのようにすればよいかとの質問が出あったが、青臨技に依属してもらって運営規定という簡略化した形をとるようにしてほしいと回答した。
・中弘南黒支部より、日当・交通費・講師謝礼についての質問があり、日当は1日2500円・半日1250円、交通費は市内で400円・市外は公共の交通機関での計算となる、また、講師謝礼は教授クラス5万円・准教授クラス4万円・講師クラス3万円・それ以外の医師免許取得後10年以上3万円・医師免許取得後10年未満2万円・施設の事務局長クラス2万円・県外の検査技師(1時間以上)2万円・県外の検査技師(1時間未満)1万円・県内の検査技師(1時間以上)1万円・県内の技師(30分〜1時間未満)5000円・県内の技師(30分未満)2500円となると回答した。
・中弘南黒支部より、健康祭り等の公共事業について技師会会員以外にも協力してもらっても良いかとの質問があったが、会員と同じように日当は出るのでかまわないと回答した。
上記の事項について理事に諮ったところ了承された。
4)プロモーション地区委員会について
小島学術部長より、2月7日に行われたプロモーション東北地区委員会について、技師会や研修会等の広告費は、広告媒体を作る上での予算内に収めなければならない(60周年記念の広告費を集めた際、支出側と収入側の名目が異なっていた事例があった。)との報告があった。
5)精度保証施設認証制度について
小島学術部長より、精度保証施設認証制度について、青森県からはパイロット認証施設(初回は無料)として基幹施設(青森県立病院・弘前大学医学部附属病院・八戸赤十字病院)と、一般認証施設として八戸市医師会臨床検査センターが取得し、認証施設は新聞広告に掲載された、青森県としては継続の方針ではあるが、更新には2年間で5万円の費用が必要なため費用捻出が難しくなってくるのではないかとの説明があった。
齋藤事務局長より、以前の東北臨技事務局長会議では、精度管理にかかる費用としてまとめて集めると、費用を捻出しやすいのではとの意見があったとの説明があった。
山崎会長より、このままいくと次回の更新時期に更新しない施設が出てくる可能性があるので、病院側から費用を出してもらえるようにしていく必要があり、次回の東北臨技代表者会議に意見を述べたいとの説明があった。
上記の事項について理事に諮ったところ了承された。
6)標準化委員会の基準値について
佐藤公益部長より、青森県で標準化対応基準値を使用している施設を公表するようにしたほうが良いのではないかとの提案があった。
上記の事項について理事に諮ったところ了承され、事務局で調査した上で、標準化対応基準値を採用している施設をホームページ上に掲載することとなった。
7)災害派遣時使用備品の購入について
齋藤事務局長より、災害派遣依頼があった場合に対応できるよう備品を購入しておきたいと思うので、必要だと思われるものがあれば知らせてほしいとの提案があった。
上記の事項について理事に諮ったところ了承された。
議長は、定款第4章第28条により、議事録署名人に赤坂 秀博、竹洞 ヒロ子の両理事を任命し、
以上をもって審議を終了したことを告げた。
議長 印
議事録署名人 印
議事録署名人 印