平成23年度 第3回理事会 議事録
1.日 時 : 平成23年7月2日(土) 15:00〜17:00
2.場 所 : 青森市民病院 3F 大会議室
青森市勝田1丁目14-20 Tel.017-734-2171
3.出席者 : 山崎
正夫、小島 佳也、佐藤 裕久、萩野 繁樹、齋藤 浩治、成田 好孝、安田 善一、
斉藤 仁、赤坂 秀博、川村 多蔵、竹洞
ヒロ子、小田嶋 真喜、能登 温子
4.欠席者 : 佐々木 則雄、須藤 安史
山崎会長の挨拶後、定款第4章第24条及び諸規定により、議長に山崎会長があたり、書記に小田嶋、能登理事が指名され、審議が行われた。
【報告事項】
1.第2回理事会議事録報告
資料として配布された『第2回理事会 議事録』に従って山崎会長より報告があり、議事録内容の了承を求めたところ、出席者全員が異議なく了承した。
2.学術部経過報告
小島学術部長より以下のとおり報告があった。
・平成23年度第一回定期総会(平成23年5月14日(土))に出席した。委任状がほぼ集まった後に第4号議案が追加提出されているため、委任状のとり方について会長が異議を唱え、資格審査委員による協議の結果、第4号議案を取り下げ、定款が承認された。
・データ共有化事業代表者会議(平成23年5月14日(土))に出席した。例年通り各都道府県の基幹施設に血液ガスを含め試料を送り、測定を実施する予定である。また、日臨技より基準範囲が発表され、今後活用していきたいとの報告に関して、青臨技では数年前に日臨技が暫定基準範囲として医学検査に掲載した九州福岡地区のデータをベースとした基準範囲があり、県医師会に働きかけ、既に県内で運用中である現状を考慮して欲しいと報告し、日臨技としても検討することになった。
・青森県立中央病院、弘前大学附属病院、八戸赤十字病院の3基幹でデータ共有化事業を実施していたが、今年度は青森県立中央病院より辞退したいと申し出があり、2基幹施設のみで実施することになる。
・東北臨技の学術部長、部門長会議(平成23年7月1日(金)盛岡市)では、協議事項として1,000部を超える研修会案内文作成が各部門長の負担となるため、メールを活用してはどうか、との提案があった。各県では、まだメール運用は難しいとのことだが、今後はメールなどのWebを活用する方針で、今後各県にメール運用が可能かどうかのアンケート調査を実施する予定である。
・東臨技は今後北海道を含めた北日本支部となるが、平成24年度、25年度は東臨技7県での活動を継続するため、10月の代表者会議にて規定に基づき部門長を各県から推薦してもらい、決定する。
・青臨技の学術会議を平成23年7月16日(土)に開催する予定である。
3.公益部経過報告
佐藤公益部長より以下のとおり報告があった。
・5月末に終了した学校児童・生徒心電図健診に関して、アンケート調査を実施した。震災の影響もあり日程調整や人員確保が大変だったとのことだが、来年以降は月曜日午前中に健診で人員を取られることがあるようであれば公益部で調整するが、それ以外は各支部で人数確保や日程調整を行って欲しい。
4.渉外部経過報告
萩野渉外部長より特になしとの報告があった。
5.事務局経過報告
齋藤事務局長より、配布資料に基づいて以下のとおり報告があった。
1)青臨技関連経過報告
2)東北臨技関連経過報告
3)日臨技関連経過報告
4)関連団体経過報告
5)今後の予定
・生理検査部門研修会が平成23年9月3日(土)の開催予定であったが、講師の都合により平成23年9月10日(土)に変更されるかもしれない。
6)組織調査報告
6.その他
1)山崎会長より以下のとおり報告があった。
・東北臨技の会長会議(平成23年5月29日(日))に出席し、震災への対応を協議してきた。青臨技でも1名被災され、死亡された。慶弔規定により見舞金が支給されるですが、ご家族で被災されたため、振込先が不明なため分かり次第、成田支部長と状況を見ながら進めていきたい。
・平成24年度から東臨技の事務局長会議と会長会議を午前・午後に分けて1日で実施する。また、学術部長会議も2年に1度開催することになった。
・宮臨技より健診事業を宮城県もとよし地区、南三陸町にて実施したいとの提案があった。
・第52回東北地区医学検査学会の情報交換会は例年通り行う。
・第60回日本医学検査学会(平成23年6月4日(土)、5日(日)東京都)に5千名の参加があり、学会長である長野県技師会会長よりお礼の文章が届いた。
2)小島学術部長より以下のとおり報告があった。
・第52回東北地区医学検査学会の演題登録数が61題(平成23年7月1日(金))となり、演題登録締切を7月15日(土)まで、抄録提出締切を7月22日(土)まで延長することに決まった。
・各県の登録状況は、青森県7題、秋田県1題、岩手県3題、宮城県4題、山形県19題、福島県13題、新潟県14題である。昨年各県に協力して頂いたので、青森県としても演題登録10題を目指して、会員に声を掛けてほしい。
3)齋藤事務局長より、以下のとおり報告があった。
・3年に1度の県の立ち入り調査があり、昨年の議事録に監査人の名前が抜けていたので、手書きで付け加えた。会計の不備の指摘に関しては、竹洞理事より既に書類を県に提出済である。その他、公印の管理をしっかりやってほしいとの指摘があった。
・日臨技からの補助金(約65万円)がなくなるため、経費削減もしくは会費増額するかの検討が必要である。
【議題】
1.東北臨技 功労賞・奨励賞について
平成23年6月23日(木)表彰審査委員会が開催された。規定により功労賞は該当者なし。奨励賞は手代森隆一氏(青森県立中央病院)、千葉祐二氏(青森労災病院)の2名が推薦された、と山崎会長より報告があり、理事に諮ったところ了承された。
2.青臨技 功労賞・奨励賞について
山崎会長より該当者なしとの報告があった。
3.第51回東北医学検査学会学術賞について
山崎会長より、各支部長・常任理事会より候補を出した結果、一般演題8. all-trans retinoic acid ( ATRA ) 治療時の白血球分類について 瀬川恵、工藤輝世、木村喜美子、寺沢儀男(青森県立中央病院)を県技師会として推薦し、東北臨技の会議にかける予定である、との報告があり、理事に諮ったところ了承された。
4.その他
1)竹洞理事より以下とおりの報告があった。
日臨技への義援金600,000円を予算案のどの科目から支出とするかを会計士に相談したところ、『医療関係学術団体との交流に関する事業』に新たに義援金という項目を作成し、予算を組みなおすよう指示があった。そのため、当初の予算案の予備費予算額が1,628,500円から1,028,500円となっている。
2)青臨技会誌編集について
・斉藤理事より、会誌編集委員では一般演題の投稿期限を7月末としているが、まだ投稿がないため、各支部長より一般演題以外の投稿も含め会員への協力をお願いして欲しい。9月末までに校正を終了し、10月末までに会誌を発行する予定である、と報告があった。
・山崎会長より、会誌への投稿に関してカラー写真の希望者は、カラー1ページにつき10,000円の自己負担にしてはどうかとの提案があり、理事に諮ったところ、巻頭カラー案や青臨技HP掲載案、自己負担額など印刷業者の見積もりを取って今後検討することとなった。
3)齋藤事務局長より、学会旅費補助制度について、第52回東北地区医学検査学会には30,000円×7名で計210,000円とし、7月中に案内文を出し、8月には決定したい、と提案があった。川村理事より、7名中2名を奨励賞受賞者(2名)にしてはどうかとの提案があり、8月の選考時点で再度考えることとした。
議長は、定款第4章第28条により、議事録署名人に佐藤 裕久、川村 多蔵の両理事を任命し、
以上をもって審議を終了したことを告げた。
議長 印
議事録署名人 印
議事録署名人 印