平成23年度 第4回理事会 議事録
1.日 時 : 平成23年10月1日(土) 15:00〜17:00
2.場 所 : 青森市民病院 3F小会議室
青森市勝田1丁目14-20 Tel.017-734-2171
3.出席者
: 山崎 正夫、小島 佳也、佐藤 裕久、荻野 繁樹、川村 多蔵、安田 善一、斉藤 仁、
赤坂 秀博、成田 好孝、佐々木 則雄、齋藤 浩治、竹洞 ヒロ子、小田嶋 真喜、能登 温子
3.欠席者 : 須藤 安史
山崎会長の挨拶後、定款第4章第24条及び諸規定により、議長に山崎会長があたり、書記に小田嶋、能登理事が指名され、審議が行われた。
【報告事項】
1.平成23年度第3回理事会議事録報告
資料として配布された『第3回理事会 議事録』に従って山崎会長より報告があり、議事録内容の了承を求めたところ、出席者全員が異議なく了承した。
2.学術部経過報告
小島学術部長より、配布資料に基づいて以下のとおり報告があった。
・東北臨技からのインターネット環境に関するアンケート調査(もともとは東北臨技研修会の案内文書に、メールを活用できないか調査する目的)の依頼があり、青臨技内で調査したところ、案内メールが可能なのは67施設で予想以上に多かったので、青臨技としては案内メールを活用する方向で東北臨技代表者会議でも話し合いたいと考えている。
・平成23年度青臨技臨床検査精度管理調査申込みの集計が終わり、後日部門長と精度管理委員の方に参加施設をメールで連絡する。
・第61回日本医学検査学会の座長選出依頼があり、生理検査部門は船水 康陽(鳴海研究所清明会鳴海病院)にお願いする予定であり、血液検査部門・臨床化学部門はこれから選出する。
・昨年は総合管理部門研修会ができなかったので、今年は11月19日(土)に日臨技に依頼し、精度保証施設認証制度について推進した先生に直接講演を行っていただく予定である。
・平成23年度(第37回)医師・検査技師卒後教育研修会は11月の金曜日に行われる予定であり、開催場所は弘前市となる可能性もある。また、演題として青臨技からの報告がない可能性もあり、精度管理調査報告と、保嶋 実先生(財団法人黎明郷 弘前脳卒中センター)の特別講演が行われる予定である。
3.公益部経過報告
佐藤公益部長より、特になしとの報告があった。
4.渉外部経過報告
荻野渉外部長より、特になしとの報告があった。
5.事務局経過報告
川村事務局長より、配布資料に基づいて以下のとおり報告があった。
1)青臨技関連経過報告
2)東北臨技関連経過報告
3)日臨技関連経過報告
4)関連団体経過報告
5)今後の予定
6)組織調査報告
7)その他
・平成23年度日臨技臨床検査精度管理調査に申し込んだが震災の影響で回答できなかった施設を対象に、特別サーベイが行われることになったが、青臨技では参加申込施設はなかった。
・第52回東北医学検査学会の座長依頼が4件あり、微生物検査部門は小田嶋 真喜(八戸市立市民病院)、臨床化学部門は手代森 隆一(青森県立中央病院)、生理機能検査部門は船水 康陽(鳴海研究所清明会鳴海病院)、その他・震災関連部門は川村 多蔵(十和田市立中央病院)に決定した。また、一般演題は12題集まった。
・医学検査の各都道府県技師会推薦論文の募集があるが、青臨技の会誌No.34・No.35に掲載された論文の中から1題推薦するので、良いと思われるものを選考してほしい。
・今年度で役員の任期が満了となるので、例年どおり10月中に役員公募の文書を出して、それに基づいて役員推薦委員会で決定する。
・弘前大学医学部保健学科開設10周年の記念式典・祝賀会に小島副会長が出席予定である。
・第52回東北医学検査学会の奨励賞受賞者の手代森 隆一(青森県立中央病院)と千葉 祐二(青森労災病院)が抄録集の功労賞欄に掲載されるミスがあった。事務局長・開催県よりお詫びの連絡をし、また、開催県よりお詫びの文書と訂正ページが届いていたので各施設に送付する。
6.第39回青森県医学検査学会
佐々木理事より、平成24年度青臨技通常総会は平成24年5月26日(土)、第39回青森県医学検査学会は翌27日(日)に八戸グランドホテルにて開催予定である。公開講演は八戸水産科学館マリエントの館長である吉井 仁美先生と、原子力関連に詳しい鳴海 一成先生による2題を予定しているとの報告があった。
7.その他
山崎会長より、以下のとおり報告があった。
・日臨技の支部化に伴い、東北臨技より各県幹事を一名指名するよう依頼があったので、山崎会長を選出した。
・第53回東北医学検査学会は、予定どおり福島県主催で行なわれる予定である。また、北日本支部という体制になると北海道が加わるので、将来的には北海道でも東北地区学会が行なわれることとなる。
・8月3日、東松島市で行われた石垣 みゆき氏(国立病院機構弘前病院)の葬儀に参列した。東北臨技より、日臨技からの義援金の中から花輪が供えられた。また、日臨技よりお見舞いが出る予定である。
・青臨技から厚生労働大臣賞に推薦された尾崎 陸男氏(元鰺ヶ沢町立中央病院)が決定し、11月に行われる記念式典に出席予定である。
・日臨技から東北臨技への義援金約2200万円の使い道は、東北臨技の理事会で決定される予定である。
・乳がん検診啓発ショートムービー制作の協力費用として、乳がん検診啓発ショートムービー制作実行委員会へ1万円寄付した。
・地区会長・都道府県合同会議(平成23年9月11日 東京都)が行われ、定款・規約の見直し部分について説明があった。役員の報酬については、会長が1千万円を超えない、専務理事が816万円を超えないということで承認された。
・現在闘病中の金川 佳弘氏(五所川原市立西北中央病院)は、平成23年度分の日臨技会費が未納であったため、五所川原市立西北中央病院の今技師長に相談のうえ一度退会ということになった。
・日臨技執行部では日臨技マスタープランに力を入れているということなので、会報JAMT等で内容を確認してほしい。
【議題】
1.学会参加費補助事業について
川村事務局長より、第52回東北医学検査学会における学会参加費補助事業の募集(定員6名)をしたところ、中村 忠善(青森労災病院)、中野 有紀(八戸医師会臨床検査センター)、船水 康陽(鳴海研究所清明会鳴海病院)、以上3名の申請があり、承認したいとの提案があった。
上記の事項について理事に諮ったところ了承された。
2.震災復興検診支援について
川村事務局長より、東日本大震災旅行者予防検診(DVT検査)ボランティアとして、乗田 直子(弘前中央病院)、齊藤 恵美(弘前脳卒中センター)、乗上 綾子(弘前脳卒中センター)、佐々木 史穂(青森県立中央病院)、一戸 香都江(五所川原西北中央病院)、船水 康陽(鳴海研究所清明会鳴海病院)、以上6名の参加者があった。佐々木 史穂と一戸 香都江は病院出張扱いとなっているので、それ以外の4名に自費となった自宅から盛岡市立病院までの交通費・宿泊費の補助をしたいとの提案があった。
上記の事項について理事に諮ったところ了承された。
山崎会長より、今後他地域より依頼が来る場合もあるので、その時は、青臨技のジャンパーを使用してもらうようにするとの意見があった。
3.定款案
齋藤理事より、定款案の配布資料に基づいて以下のとおり説明と提案があった。
・事業内容は今までと同様にするか、日臨技の事業内容の一部を組み込むかどうか。
・役員報酬があると公務員等に不都合な点も出てくると思われるが、現行どおりなしで良いか。
・永年会員の基準をどうするか、文書に盛り込むかどうか。
・各支部で協議して10月中くらいをめどに問題点を連絡してほしい。
この案件については継続審議となった。
4.青臨技会誌について
斉藤理事より、配布資料に基づいて青臨技会誌のカラー印刷について以下のとおり提案があった。
・モノクロ印刷では分かりにくい内容の分はカラー印刷としたい。
・原稿料の差額はカラー1ページあたり1884円であり、本人に払ってもらうかどうか決めたい。
・三沢市立三沢病院の院長である坂田 優先生からの依頼原稿もカラーでいただいたが、白黒に戻すと失礼に当たると思われるのでカラー印刷としたい。
山崎会長より、カラー印刷の必要性は会誌編集委員会が判断し、印刷代が予算内で収まっているようであればページの差額代は徴収する必要はないとの意見があった。
上記の事項について理事に諮ったところ了承された。
5.平成23年度臨床検査精度管理指導講習会について
1)小島学術部長より、平成23年度臨床検査精度管理指導講習会について7月16日開催の部門長会議の話し合いに基づいて以下のとおり提案があった。
・今年度は震災の影響で、3月ではなく青森県医学検査学会と一緒に行なったが、参加者が多く非常に好評であったため来年度も学会と一緒に行なってほしい。
・3月に行なう講習会よりも時間が短くなったため、質疑応答ができなかったのは残念であったが、各部門の研修会で詳しい報告会はしていると思うので、報告内容を短く要約すれば質疑応答も可能ではないか。
2)上記の事項について理事より以下のとおり意見があった。
・山崎会長より、学会も講習会も両方一度に参加できるということで好評だったようなので、今後一緒にやっていくということで良いのではないかとの意見があった。
・齋藤理事より、今年度は公開講演が1講演だったが、2講演であれば時間的に難しいのではないか、また、2会場に分けるのではなく1会場で全てやるというのも今年度好評だった部分であるとの意見があった。
・安田理事より、学会前日の総会の前の時間を利用して行うなど工夫してはどうかとの意見があった。
・佐々木理事より、八戸での学会では演題数が増えるとの前例もあり2会場おさえていたため、公開講演数も2題とした。講習会も行うのは時間的に厳しいが、不可能ではないとの意見があった。
・川村事務局長より、講習会は1会場で行なったことが好評であったので、2会場で行えば意味がなくなるとの意見があった。
上記の事項について理事に諮ったところ、青森県医学検査学会と臨床検査精度管理指導講習会を一緒に行なうことで了承された。
6.その他
1)山崎会長より、厚生労働大臣賞を受賞された尾崎 陸男氏(元鰺ヶ沢町立中央病院)の祝賀会を、青臨技企画で第39回青森県医学検査学会の情報交換会の中で行いたいとの提案があった。
上記の事項について理事に諮ったところ了承された。
2)川村事務局長より、平成23年度青臨技通常総会(予算総会)について以下のとおり提案があった。
・平成24年3月予定の平成23年度通常総会は、今まで一緒に行なっていた臨床検査精度管理指導講習会を行わないため参加者の減少が予想される。
・平成23年度血液検査部門研修会を一緒に開催し、参加者を増やしたい。
・生物化学分析部門研修会も平成23年度分がまだなので、同日開催でも良いと思う。
・小島学術部長より、研修会でなければ何らかの講演でも良いのではとの提案があった。
上記の事項について理事に諮ったところ了承された。
3)第39回青森県医学検査学会のランチョンセミナーについて
・佐々木理事より、生理機能検査部門より日本光電のランチョンセミナーをやりたいという提案があり、募集や選考基準をどうすればよいかとの質問があった。
・齋藤理事より、賛助会員に文書を出して募集をし、応募が多ければ前回と重複しない会社にお願いしているとの回答があった。また、ランチョンセミナーの時間に臨床検査精度管理指導講習会を組み込まなくてはいけないない可能性もあるとの意見があった。
・佐々木理事より、ランチョンセミナーができるかどうかは一般演題の演題数にもよるとの意見があった。
・川村事務局長より、臨床検査精度管理指導講習会を1時間程度に集約して時間を調整すれば、ランチョンセミナーもできるのではとの意見があった。
・佐々木理事より、一般演題を1分短縮することや、ランチョンセミナーの時間を短くするということも考慮に入れるとの提案があった。
・齋藤理事より、日本光電が賛助会員ではないため賛助会員になってもらう必要があるとの意見があった。
・安田理事より、賛助会員への公募は決算期を避けて早く行なった方が集まりやすいとの意見があった。
・川村事務局長より、ランチョンセミナーの予定は早く決まったほうがスケジュールを決めやすいため、賛助会員への公募は事務局で早めにするとの意見があった。
上記の事項について理事に諮ったところ、ランチョンセミナーを賛助会員に公募し行なう方向で了承された。
議長は、定款第4章第28条により、議事録署名人に安田 善一、竹洞 ヒロ子の両理事を任命し、
以上をもって審議を終了したことを告げた。
議長 印
議事録署名人 印
議事録署名人 印