平成23年度 第6回理事会 議事録
1.日 時 : 平成23年3月10日(土) 10:30〜11:30
2.場 所 : アスパム 6F 八甲田
青森県青森市安方一丁目1番40号 Tel. 017-735-5311
3.出席者
: 佐藤 裕久、荻野 繁樹、川村 多蔵、安田 善一、斉藤 仁、赤坂 秀博、成田 好孝、
佐々木 則雄、齋藤 浩治、竹洞 ヒロ子、須藤 安史、小田嶋 真喜、能登 温子
3.欠席者 : 山崎 正夫、小島 佳也、
佐藤副会長の挨拶後、定款第4章第24条及び諸規定により、議長に佐藤副会長があたり、書記に小田嶋、能登理事が指名され、審議が行われた。
【報告事項】
1.平成23年度第5回理事会議事録報告
資料として配布された『第5回理事会 議事録』に従って佐藤副会長より報告があり、議事録内容の了承を求めたところ、出席者全員が異議なく了承した。
2.学術部経過報告
川村事務局長より、配布資料に基づいて、本日3月10日(土)、青臨技生物化学分析部門研修会・青臨技血液検査部門研修会が行われるとの報告があった。
3.公益部経過報告
佐藤公益部長より、平成24年度学校児童・生徒心電図健診について以下のとおり報告があった。
各支部に平成24年度学校児童・生徒心電図健診の予定日程表を配布したので来週までに担当者を調整してほしい。
4.渉外部経過報告
荻野渉外部長より、特になしとの報告があった。
5.事務局経過報告
川村事務局長より、配布資料に基づいて以下のとおり報告があった。
1)青臨技関連経過報告
2)東北臨技関連経過報告
3)日臨技関連経過報告
3月24日(土)、平成23年度第2回日臨技定期総会・日本臨床検査技師連盟連絡者会議があり、山崎会長が出席予定である。
4)関連団体経過報告
5)今後の予定
6)組織調査報告
会員数の資料に、シルバー会員だけでなく名誉会員の枠を設けた。また、支部ごとの会員数を表示したので参考にしてほしい。
・赤坂理事より、会員名簿にふりがなをつけることはできないかとの質問があったが、齋藤理事より、JAMTISでふりがなも参照できるので、利用してほしいとの回答があった。
7)その他
齋藤理事より、定款案は、県のモデル定款案と照らし合わせて再検討し、各理事にメールで送るので確認してほしいとの説明があった。
7.その他
川村事務局長より、配布資料に基づいて以下のとおり報告があった。
1)日臨技北日本支部について
・東北医学検査学会は平成24年度より日臨技北日本支部医学検査学会と名称が変更され、東北7県に北海道が加わって開催される。平成24年度は平成24年10月20日(土)、21日(日)に福島市のコラッセふくしまで開催される。
・東北臨技研修会については変更なく、平成24、25年度はそのままの名称で継続して行われるが、日臨技から補助をもらう研修会に関しては、日臨技北日本支部研修会という名称を使用することとなっているので、併用して行われる可能性がある。
2)日臨技精度保証施設認証制度の承認施設について
日臨技精度保証施設認証制度に申請していた五所川原市立西北中央病院、八戸市立市民病院、十和田市立中央病院が承認された。
3)第61回日本医学検査学会の一般演題座長について
第61回日本医学検査学会の一般演題座長に、血液検査部門に萩野 繁樹(下北医療センターむつ総合病院)、臨床化学部門に鰐田 ひとみ(五所川原市立西北中央病院)、生理機能検査部門に船水 康陽(鳴海研究所清明会鳴海病院)が決定した。
4)日臨技会長選挙について
日臨技会長選挙で、東臨技では田鉃也を推薦することとなったが、青臨技でも推薦していく。
【議題】
1.平成23年度青臨技通常総会について
川村事務局長より配布資料に基づき以下のとおり説明があった。
1) 平成23年度青臨技通常総会のスケジュール
2) 平成23年度青臨技通常総会議事運営
欠席の山崎会長の役割を佐藤副会長が担当し、佐藤副会長の役割を萩野渉外部長が担当する。
・成田理事より、中弘南黒支部内で、北日本支部の進捗状況と東日本大震災の復興支援状況について質問があったとの報告があった。
上記の事項について理事に諮ったところ了承された。
2.東日本大震災によるいわてエコノミークラス症候群予防(避難者血栓症)検診の補助について
川村事務局長より、東日本大震災によるいわてエコノミークラス症候群予防(避難者血栓症)検診のボランティアについて、旅費が自費となる岩手県盛岡市までの分を青臨技で補助してはどうかとの提案があった。
・佐々木理事より、八戸赤十字病院の参加者は、病院出張扱いとなっているとの説明があった。
・川村事務局長より、団体がまだはっきりしたものでないため青臨技として対応しづらいとの意見があった。
・佐藤副会長より、ボランティアなのに旅費をもらって行くというのは主旨と違うのではとの意見があった。
・安田理事より、岩手県の病院でこの活動について発表等する予定と思われるが、そのような活動に青臨技でお金を出すというのも、日臨技からボランティア活動に対する補助費が出ているわけではないので対応しにくいとの意見があった。
・佐藤副会長より、今、生理検査のボランティアで最優先なのは福島県の甲状腺の検査であり、そのために補助金や人員派遣をすることが先と思われる。現在ではほとんど避難所生活から仮設住宅へと移っており、避難者血栓症がおこりやすい状況は回避されているといわれているとの意見があった。
・佐々木理事より、この依頼も東北臨技や青臨技宛てに正式に依頼をしてもらえれば対応しやすいが、各病院や個人宛てに依頼があるため青臨技として対応しにくいとの意見があった。
・安田理事より、今回補助を出してしまうと、今後他の団体が出てきたときに全て認めなければならないとの意見があった。
・川村事務局長より、いくらボランティアとはいえ、参加者にとっては負担が大きいので補助してあげたい気持ちもあるとの意見があった。
・佐々木理事より、ボランティアとはいえ万が一事故などがあれば対応できないし、病院の許可を得て出張扱いで行くのが良いと思うので、公的文書等が必要と思われるとの意見があった。
・佐藤副会長より、今回のボランティアは多数の技師に声をかけているようなので、補助を出すと多額になるのではとの意見があった。
・安田理事より、施設へ文書を出してもらい出張扱いとなるように依頼してから、出張扱いとならない際には青臨技で対応するようにしてはどうかとの意見があった。
川村事務局長より、施設へ出張扱いとなるように依頼してもらい、出張扱いとならない方には青臨技で再度協議するとの説明があった。
上記の事項について理事に諮ったところ了承された。
3.平成24年度学校児童・生徒心電図健診の日当について
川村事務局長より、日当は現在7,000円であり、自宅会員など個人に日当が支払われる場合は現状のままで、施設自体に日当が支払われる場合は、財政難なことを考慮し減額してはどうかとの提案があった。
・齋藤理事より、青森市民病院では、公務員が出張扱いで日当をもらうのは良くないということで、日当はもらっていないとの意見があった。
・赤坂理事より、上十三支部では、各施設に任せているので、減額することで検診の担当者がいなくなるのは困るとの意見があった。
・川村事務局長より、有給を取る担当者もいて、各病院で対応が違うとの意見があった。
・安田理事より、出張扱いの担当者の日当は、病院に支払うのが正しいのではとの意見があった。
・齋藤理事より、各病院に合わせた対応をしていかなければ、担当者を確保できないとの意見があった。
・齋藤理事より、今年度は各施設でどのように対応しているか、調査してはとの意見があった。
川村事務局長より、今年度は現状維持とし、各支部で各施設の状況を把握してほしいとの提案があった。
上記の事項について理事に諮ったところ了承された。
4.乳がん学校(青森)について
齋藤理事より、配布資料に基づいて以下のとおり説明と提案があった。
・乳がん学校は横浜などで行なわれているが、青森県事務局の片岡 郁美氏(青森市民病院)より、平成24年10月20日(土)、21日(日)に青森でもやりたいとのお話があった。
・乳腺エコー担当技師のレベルアップをかねて、青森県全体のレベルアップをしたいとのことである。
・青森県は検診受診率が低いので、受診率を上げることが目的である。
竹洞理事より、日臨技でピンクリボンやHIVなど公益事業に対して、1回につき20万までの助成金が申請できるとのことなのでそれを利用してはどうかとの提案があった。
川村事務局長より、日臨技の助成を活用する方向で、乳がん学校(青森)には後援するとの説明があった。
上記の事項について理事に諮ったところ了承された。
4.学校児童・生徒心電図健診の派遣依頼文書について
齋藤理事より、学校児童・生徒心電図健診の派遣依頼文書について、今まで事務局で行なってきたが、作業分担のため各支部で行うようにお願いしたいとの提案があった。
・佐々木理事より、急過ぎてできないと言われる可能性が高いとの意見があった。
・安田理事と斉藤理事より、西北五支部と下北支部は支部で行なっても良いとの意見があった。
齋藤理事より、平成24年度分は西北五支部と下北支部以外を齋藤理事が担当し、来年度からは余裕をもって各支部に説明して担当してもらうようにするとの提案があった。
上記の事項について理事に諮ったところ了承された。
6.その他
斉藤理事より、支部のあり方について以下のとおり説明があった。
・4月より下北支部は、むつ総合病院と国保川内診療所、国保大間病院の3病院となり、会員数ではむつ総合病院が86%を占めるようになる。
・青森県医学検査学会の主催となる場合、将来的に難しくなってくるのではないか。
・研修会等は、むつ総合病院内のものと下北支部のもので参加者が大幅にだぶってしまう。
・以前は東青支部と統合したこともあったので、今後の支部のあり方について考えて欲しい。
この案件については継続審議となった。
議長は、定款第4章第28条により、議事録署名人に赤坂 秀博、齋藤 浩治の両理事を任命し、
以上をもって審議を終了したことを告げた。
議長 印
議事録署名人 印
議事録署名人 印