平成25年度 第3回理事会 議事録

 

日    平成25921() 14:3017:00

.場    青森市民病院 3F 大会議室

青森市勝田1丁目14-20    Tel.017-734-2171

3.出席者 : 山崎 正夫、小島 佳也、佐藤 裕久、安田 善一、川村 多蔵、宇野 善成、木下 純一、

奈良 隆志、西谷 浩樹、中村 忠善、齋藤 浩治、高木 友幸、須藤 安史、野中 健一

松橋 優子、丸山まゆみ

4.欠席者 :久保 忠利、増田

 

定款第5章第32条及び諸規定により、議長に山崎会長があたり、書記に松橋、野中理事が指名され、審議が行われた。

 

【報告事項】

1.第2回理事会議事録報告

資料として配布された『第2回理事会議事録』に従って山崎会長より報告があり、議事録内容の了承を求めたところ、出席者全員が異議なく了承した。

 

.学術部経過報告

小島学術部長より、以下のとおり報告があった。

・平成25年度北日本支部生物化学分析部門研修会(119(土)、10日(日)青森市)が開催されるが、青臨技の総合管理部門との共催で行う。総合管理部門の内容としては、日臨技精度保証施設認証制度の認証取得に向けて啓蒙を図るべく、日臨技委員である徳島大学の永峰康孝氏を講師として招き、講演していただく予定である。

・北日本支部の学術部門編成の構築について、日臨技の学術部門編成にならい、一部名称の変更があり、生物化学分析部門に含まれていた遺伝子部門は独立することとなった。ただし、遺伝子検査を行っている施設数が少ないことから、青臨技では各支部毎に部門員をおくのではなく、県として部門長を据えることとする。

・日臨技で今後、各都道府県の各部門長との連絡体制を構築する予定である。それに伴い、北日本支部における各検査部門の責任者を決めることとなった。青臨技の各部門長の任期は今年度までであることから、9月中に次期部門長を選出し、1011日(金)の北日本支部会議で来年度以降の北日本支部の各検査部門責任者を決定する。

 

3.公益部経過報告

佐藤公益部長より、以下のとおり報告と要望があった。

・平成25年度学校児童・生徒心電図健診が終了したが、入金の話はまだ出ていない。

1020日(日)に青森ピンクリボンプロジェクト2013を開催する予定である。昨年は青森県診療放射線技師会と共にピンクリボンプロジェクトとして開催したが、今年はFM青森がイベントの企画に乗り出し、イベント自体は企業でやることになった。FM青森では協賛金を募っており、賛同する企業・団体名が101日より30日間、20秒間のCMで放送されるほか、イベントの際にボードなどに企業・団体名が掲載されることになる。

・ピンクリボンプロジェクトのポスターを持ち帰り、各施設で掲示・広報してほしい。

 

4.渉外部経過報告

安田渉外部長より、特になしとの報告があった。

 

5.事務局経過報告

川村事務局長より、配布資料に基づいて以下のとおり報告があった。

1)青臨技関連経過報告

2)東北臨技関連経過報告

3)日臨技関連経過報告

4)関連団体経過報告

5)今後の予定

1013日(日)の血管模型作成講習会に、一戸香都江(弘前大学医学部附属病院)、葛西めぐみ(弘前脳卒中センター)の2名を補助員として派遣する予定である。

 

6.その他

1)山崎会長より、以下のとおり報告と要望があった。

・第2回東北臨技代表者会議(平成25817日(土))に、山崎会長、小島学術部長が参加した。

・東北臨技の学会学術賞・奨励賞及び功労賞が今年度より廃止されることとなった。これを受けて、功労賞に代替する賞を青 臨技で設けたい。

・東北」臨技のあり方について、今年度以降、研修会は北日本支部での運営になるが、復興支援金の管理が残っていることや情報交換の場となっていることを考慮し、東北臨技も存続することとなった。

・日臨技主催の健康と検査展ついて、青臨技では予算・日程の都合上、今年度は見送り、来年度以降の事業計画に加える旨を日臨技に報告した。

・青森県エイズ対策推進協議会(平成25820日(火))に山崎会長が出席した。

・青臨技会計を一本化するため、各支部の公益事業に関わる助成金等は、全て青臨技の通帳に入れ、そこから支部に分配するとの話があった。

 

2)川村事務局長より、以下のとおり要望があった。

・会誌編集作業を開始しているが、各施設名、連絡先など変更がないか各支部で確認し、9月末までに事務局に報告してほしい。

・西北五支部で、今辰英氏の退職により、表彰審査委員が1名欠員している。来年度も引き続き担っていただくことを念頭に後任を支部で選出してほしい。

1020日(日)開催予定の青森ピンクリボンプロジェクト2013のイベントに協力できる理事は事務局に申し出てほしい。また、各支部でポスターを持ち帰り主要施設に掲示し、啓蒙活動をしてほしい。

 

【議題】

1.    臨床検査精度管理指導講習会について

小島学術部長より、以下のとおり報告と提案があった。

・平成25629日(土)に学術会議が開催され、臨床検査精度管理指導講習会を今後も青森県医学検査学会と同日程で、10分から15分程度の時間を設けて開催してほしいとの要望があった。

・青森県医師会の精度管理調査の報告を行う医師・検査技師卒後教育研修会についても、青森県医学検査学会と共催してはどうかと提案があった。

 宇野理事より、開催日程について質問があり、小島学術部長より青森県医学検査学会前日に開催したいと回答があった。

 上記の事項について理事に諮ったところ了承された。

 

2.精度管理報告書のCD作成について

小島学術部長より、以下のとおり提案があった。

・報告書は現行通り紙媒体で作成し、過去の履歴については随時閲覧できるようPDFファイルなどでHPに掲載していきたい。

上記の事項について理事に諮ったところ了承された。

 

3.学会の運営方法について

小島学術部長より、以下のとおり報告と提案があった。

・県学会の内容等について、担当支部に任せきりではないかとの意見があった。実際には理事会で随時報告され、意見を反映しながら運営しているが、各検査部門の部門長の意見が反映されていない側面があった。これを受けて、各部門長および学術担当理事2名を含めて、県学会開催時に学術会議を開き、次期県学会の内容等を協議してはどうかと提案があった。

・県学会の日程が短いため、終日開催もしくは二日間の開催にしてはどうかとの提案があり、山崎会長より学術部門員の意見も取り上げて随時検討していきたいと回答があった。

上記の事項について理事に諮ったところ了承された。

 

4. 東北臨技災害対策について

須藤理事より、以下のとおり報告と要望があった。

・青臨技災害対策マニュアルに備品チェックシート、災害支援車両の申請についての項目を追加した。

・東臨技より災害対策費用として50万円が振り込まれており、災害派遣時のビブスや車両用プレートなどの備品購入費用に充てたい。

・ビブスを8着(計103950円)、災害支援車両に貼りつけるマグネットタイプのプレートは大小2タイプを2台分(計27600円)購入し、これらを県内2か所に分けて保管したい。

上記の事項について理事に諮ったところ了承された。

 

5. 表彰規定の見直しについて

 川村事務局長より、東北臨技の学会学術賞・功労賞・奨励賞の廃止に伴い、青臨技で新たに特別表彰の規定を設け、101日付で表彰規定の見直しを図りたいと提案があった。

上記の事項について理事に諮ったところ了承された。

 

6. 青臨技公益事業の出費について

 齋藤理事より、以下のとおり要望があった。

 ・法人移行の条件として、平成25331日時点で青臨技に残った予算300万は公益事業に使用し、使途について使いきるまで毎年報告しなければならない。事務的な労力を避けるためにも、今年度は公益事業について極力、日臨技からの助成を受けずに予算を運用していきたい。

上記の事項について理事に諮ったところ了承された。

 

7.継続審議事項について

1)総会役員である書記の日当について

・佐藤副会長より、総会役員の書記の負担が大きいため日当の見直しをしてはどうかと提案があり、山崎会長より、日当は変えずに会員より書記を任命し、実質の議事録作成は青臨技庶務理事が担当してはどうかと回答があった。

上記の事項について理事に諮ったところ了承された。

2)会計不在時における研修会や理事会の旅費等受け渡しについて

 ・高木理事より、現在は可能な限り研修会や理事会に参加可能な者に代行依頼しているが、代行依頼できない場合は手数料等が発生する振り込みで対応しているが、今後はどうすべきか検討してほしいと意見があった。

 ・川村事務局長より、今後も代行依頼できるか打診し、不可能な時は振り込みで対応してほしいと回答があった。

上記の事項について理事に諮ったところ了承された。

3)永年会員の年齢制限について

 川村事務局長より、以下のとおり意見があった。

・永年会員の年齢制限を60歳から75歳までとし、5年ごとに事務局より継続の意思確認を図ることとしたが、確認作業等が煩雑になることが予想され、資格のあり方について再度検討してほしい。

60歳未満で定年前に退職した会員や、60歳をこえてから日臨技を退会した会員の永年会員への移行についてはどう対応するか検討してほしい。

この案件については継続審議となった。

4)部門長・精度管理委員の活動費について

・高木理事より、部門長・精度管理委員の活動費を今後も支給すべきか検討してほしいと意見があった。

・山崎会長より、業務量を考慮し、現状どおり活動費として支給していきたいと回答があった。

上記の事項について理事に諮ったところ了承された。

5) 下北支部のあり方について

 ・川村事務局長より、下北支部はほぼむつ総合病院で運営しており、県学会開催時の負担などを考慮し、支部のあり方を見直してはどうかと提案があった。

 ・奈良理事より、通常の運営には支障はないが、学会開催時には負担が大きいため考慮してほしいと要望があった。

この案件については継続審議となった。

6) 青臨技の旗について

 ・川村事務局長より、法人移行に伴い、青臨技のロゴマークおよび旗を変更してはどうかと提案があった。

この案件については継続審議となった。

7) その他

・山崎会長より、日臨技より検査説明・相談ができる臨床検査技師の育成事業における企画担当講習会の受講申請と推薦依頼がきており、青臨技として佐藤裕久副会長を推薦したいと提案があった。

・中村三八事務局長より、三八支部の学校児童・生徒心電図健診で直前まで生徒数の把握が困難な学校があり、その対応について検討してほしいと要望があり、佐藤公益部長より医師会の関川氏と来年度以降の調整を図りたいと回答があった。

上記の事項について理事に諮ったところ了承された。

 

議長は以上をもって審議を終了したことを告げた。

 

会    長                    印

 

監    事                    印