平成25年度 第4回理事会 議事録
1.日 時 : 平成25年12月7日(土) 13:00〜14:00
2.場 所 : 青森市民病院 3F 小会議室
青森市勝田1‐4‐20
Tel.017-734-2171
3.出席者 : 山崎 正夫、小島 佳也、安田 善一、川村 多蔵、宇野 善成、木下 純一、奈良 隆志、
西谷 浩樹、久保 忠利、高木
友幸、増田 望、松橋 優子、丸山まゆみ
4.欠席者 : 佐藤 裕久、齋藤 浩治、須藤 安史、野中 健一
定款第5章第32条及び諸規定により、議長に山崎会長があたり、書記に増田、松橋理事が指名され、審議が行われた。
【報告事項】
1.第3回理事会議事録報告
資料として配布された『第3回理事会議事録』に従って山崎会長より報告があり、議事録内容の了承を求めたところ、出席者全員が異議なく了承した。
2.学術部経過報告
小島学術部長より、以下のとおり報告があった。
・第63回日本医学検査学会(平成26年5月17日(土)、18日(日) 新潟市)の演題が少ないので、協力をお願いしたい。演題は12月15日(日)締め切りである。
・来年度の北日本支部研修会で青臨技の担当は輸血、微生物部門である。
・11月29日(金)青森市民病院で日臨技精度保証施設認証制度の申請審査の会議を行った。
今年は八戸市立市民病院、十和田市立中央病院、つがる西北五広域連合西北中央病院の3施設が更新の申請をし、更新を見送っていた八戸赤十字病院が再申請をした。4施設の審査を通して全国に提出した。
青森県内で更に参加施設を増やすために、来年は申請の前に申請書を作成するための研修会を開催する予定である。
3.公益部経過報告
・山崎会長より、学校児童・生徒心電図検診の委託費について、医師会からまだ連絡が来ていなかったので、佐藤公益部長が経過を確認した。例年だと11月頃には入金されていたが来年の消費税の兼ね合いで審議が進んでいないとのことである。今年中には払われるので、会員の方にはもう少しお待ちいただきたいと報告があった。
・川村事務局長より、10月20日(日)に第2回ピンクリボンプロジェクト2013がサンロード青森で行われ、実務委員10名、参加者数約400名で、昨年より参加者が増加し盛況のうちに終了したと報告があった。
4.渉外部経過報告
安田渉外部長より、特になしとの報告があった。
5.事務局経過報告
川村事務局長より、配布資料に基づいて以下のとおり報告があった。
1)青臨技関連経過報告
2)東北臨技関連経過報告
3)日臨技関連経過報告
4)関連団体経過報告
5)今後の予定
6.その他
1)日臨技・北日本支部関連について
山崎会長より、以下のとおり報告と要望があった。
・平成25年までは東北臨技の研修会が行われている。来年度については北日本支部で検討し研修会は開催されることになった。
・生物化学分析、一般、輸血、微生物、生理、病理、遺伝子部門については、北海道を含めて開催される予定になっている。血液部門については、検査血液学会(平成26年7月20、21日)が仙台市で開催され、部門長、部門員が学会の役員でもあるため、来年度北日本支部の研修会は開催しない。
・第63回日本医学検査学会について、演題数が少ないため新潟の学会事務局からも連絡が来ている。県から10題以上の演題をお願いしたい。
2)季刊誌「ピペット」について
川村事務局長より、以下のとおり報告があった。
・季刊誌「ピペット」は臨床検査技師の啓蒙活動を目的としている。心電図検査や超音波検査の待合室に置いて、患者様や付添いの方に臨床検査技師のことを知ってもらう材料とする。
・県内10施設程度に設置をお願いしたい。12月中旬に設置施設のリストを日臨技へ提出するので、設置可能な場合は施設長に確認をして了承を得ること。
・年4回日臨技から直接施設に送付され、不足した場合は申し出をすれば追加で送付する。
山崎会長より、日臨技の公益の一環として協力をお願いしたいと要望があった。
3)青臨技会誌第38巻について
奈良理事より、青臨技会誌第38巻を各支部の事務局長宛てに発送したとの報告があった。
【議題】
1.功労賞、奨励賞について
川村事務局長より、以下のとおり報告があった。
・東北学会の功労賞、奨励賞がなくなったので、それに代わる賞として青臨技で特別功労賞を設けて、表彰規定に載せた。
・本日10時に表彰審査委員会が開催され、審査がおこなわれた。特別功労賞は福井雅幸(平川市国民健康保険平川診療所)、功労賞は寺沢儀男(青森県立中央病院)、小沢鉄郎(十和田市立中央病院)が候補者としてあがり、表彰審査委員会で諮ったところ了承を得た。理事会で了承が得られれば正式決定になる。
・奨励賞については、公募し各支部長へ届け出をお願いしたが、候補者がなかったため今年度は該当者なしとなった。
山崎会長より、以下のとおり報告と要望があった。
・賞の候補者には会長から正式に決定した旨を連絡し、事務局から文書を送付する。
・県の奨励賞該当者なしというのが何年も続かないように、施設・支部等で若い会員が学会発表など行なえるよう指導をしていただきたい。
上記の事項について理事に諮ったところ了承された。
2.次期役員選出について
・川村事務局長より、現役員の任期は来年の総会までである。次期役員の選出について、受付期間は12月17日(火)までになっている。現時点で自薦他薦ともまだ事務局に届いていない。募集期間が終了した後、役員推薦委員会に諮って次期役員の人選をしていきたいと報告があった。
・山崎会長より、年明け早々に役員推薦委員会が開催されるので、委員会に任せて決めていただきたいと要望があった。
上記の事項について理事に諮ったところ了承された。
3.青森県医学検査学会の進捗状況について
・宇野理事より、以下のとおり報告と提案があった。
・懇親会の会場が変更になったので、会場の確認等を含め年明けから本格的に進めていきたい。
・学術講演、公開講演の両方を行なうか検討中である。講演については弘前大学の萱場教授にお願いをしている。
・学会のテーマについてはどのように決めたらよいのか。学術担当と話し合いをしながら進めていく予定である。
・山崎会長より、今まではテーマを設けなかったが、中弘南黒支部でテーマを設けて開催したいのであれば、提案として受け入れるとの回答があった。
・小島学術部長より、学術会議で翌年の学会の内容等について話し合いをすることになっている。今年度の会議は終了したので、学会について基本的には今までと同じように行なってはどうかと提案があった。
・山崎会長より、一般社団法人の事業の一環として、県民を対象とした公開講演を行うことになっている。ここ数年は精度管理指導講習会と学会を同日に開催していたので、時間の都合上、公開講演のみを行なっていたが、来年は前日に精度管理指導講習会を開催するため時間的には問題がないので、公開講演と学術講演の両方行なうようにお願いしたいと要望があった。
上記の事項について理事に諮ったところ了承された。
4.臨床検査精度管理指導講習会について
小島学術部長より、以下のとおり報告があった。
・青臨技の臨床検査精度管理指導講習会、青森県医師会の精度管理調査報告および医師会企画の講演が医師・検査技師卒後教育研修会であり、青臨技と共催という形で開催する。
・青森県医師会の報告については、平成25年度に実施した精度管理調査の報告をする。
・精度管理指導講習会は、県技師会の報告が1時間30分程度、医師会の報告が30分、講演が1時間の予定であるので、約3時間程度である。よって開始は昼過ぎ頃になる。
川村事務局長より、精度管理指導講習会終了後、総会および懇親会が開催されるとの報告があった。
上記の事項について理事に諮ったところ了承された。
5.その他
1)青臨技臨床検査精度管理調査について
・久保理事より、青臨技臨床検査精度管理調査について、各施設で精度管理担当が取りまとめをしているが、説明書や回答の送付形式が部門によって違うため、煩雑であった。輸血部門はメール、病理部門はUSB、その他は用紙といったようにまちまちなので、すべて用紙にするなど、統一して欲しい。結果については一ヶ所に送ってほしいと要望があった。
・小島学術部長より、各部門の精度管理委員がそれぞれ集計して報告書を作成しているため、部門によって結果報告の形式が異なっている。今のままだと各部門の形式等を統一するのは難しいので混乱しない方向でまとめたい。各施設への送付に関しては統一できると思うと回答があった。
この案件については継続審議となった。
2)八戸市健康まつりについて
・久保理事より、9月29日(日)八戸環境・健康フェスタ2013において頸動脈エコー検査と血糖検査を行なったが、企画が医療行為に当たるのではないかと医師から指摘をうけた。主催である市役所の担当者に確認したところ、検査自体は問題がないとの回答があった。今回の指摘は市民への検査結果の説明について行き過ぎと認識されたためと考えられると報告があった。
・久保理事より、自己血糖測定装置を使用した血糖検査について、検査技師が指先から採血する行為は問題にならないのかとの意見があった。本人に穿刺してもらうと検査が滞ることが予想されるため、今後どのように実施してすればよいか、また他の支部ではどのように行なっているか意見をお願いしたいと要望があった。
・宇野理事より、黒石市健康まつりでは血糖検査、尿定性検査を行っているが、主催である黒石市の保健課を通して、何か問題がある場合は保健所への連絡をお願いしている。検査結果の説明については、行き過ぎないように行なっているとの回答があった。
・山崎会長より、北日本支部の伊藤会長に確認したところ、岩手県も同じような催しを行なっているが、保健所に届け出をしており、検査結果の説明に関しては研修医にお願いをしている。血糖検査の採血については介添えという形で行なっていると回答があった。
・山崎会長より、三八支部の理事会で話し合いを行い、今後どのように実施するかを検討してもらいたい。法的問題に触れるところは早めに対応するようにしてほしいと要望があった。
上記の事項について理事に諮ったところ了承された。
3)青森県医師会精度管理調査について
・西谷理事より、前年度の青森県医師会精度管理調査の結果がまだ届いていない。結果が一年後に戻ってくるので、対策が立てられないとの意見があった。
・小島学術部長より、前年度の結果はそろそろ送付されると思われる。今年の12月に実施した精度管理調査の結果については、5月の精度管理指導講習会で報告をすると回答があった。
上記の事項について理事に諮ったところ了承された。
議長は以上をもって審議を終了したことを告げた。
会 長 印
監 事 印