平成26年度 第4回理事会 議事録

 

.日    平成26614() 15:0017:00

.場    弘前大学医学部附属病院 2F 検査部 カンファレンス室

弘前市本町53    Tel.0172-33-5111

3.出席者 : 小島 佳也、秋元 広之、川村 多蔵、齋藤 浩治、藤田 絵理子、増田 望、三上 ルリ子、

斉藤仁、佐藤 めぐみ、木津 綾乃、木下 純一、高井 重男、奈良 秀則、久保 忠利、

野坂 亨治、吉岡 治彦、安田 善一、阿部 浩

4.欠席者 : 

 

定款第5章第32条及び諸規定により、議長に小島会長があたり、書記に佐藤、木津理事が指名され、審議が行われた。

 

【報告事項】

1.第23回理事会議事録報告

資料として配布された『第23回理事会議事録』に従って小島会長より報告があり、議事録内容の了承を求めたところ、出席者全員が異議なく了承した。

 

2.学術部経過報告

秋元学術部長より、配布資料に基づいて以下のとおり報告があった。

       平成26525日、第1回学術会議を行った。各部門の活動計画、平成26年度精度管理調査日程、平成27年度青臨技学会の日程、その他について協議した。

       平成2667日に輸血・移植部門研修会を実施した。

       一般検査部門研修会が823日に、生理検査部門研修会については1016日に行われる予定である。

       血液部門、生物化学分析部門については614現在未定である。

       平成26年度の精度管理調査日程は例年通り実施する。9月上旬に各施設に案内書を配布し、9月下旬に参加を締め切る。1020日に試料を発送し、1110日に回答を締め切ることで了承された。

       青臨技学会の日程について、例年5月に開催しているが、学校行事と重なるためにずらしてほしいという意見が多数あったため、今後は6月に開催したい。平成27年度は621日に行いたいと考えているが、病理部門の北日本支部研究会と日程が重なっている。他部門は問題がないということで了解が得られている。

その他

@     説明のできる検査技師の育成という日臨技の目標に向かい、学会中に一般市民向けのイベントを企画してはどうかという意見があった。

A     卒後教育と人材育成の意味で、若い技師に積極的に参加してもらうように、新人技師を対象とした発表のセクションを設けてはどうかという意見があった。

 

3.公益部経過報告

川村公益部長より、以下のとおり報告があった。

・  平成26年度高校生心電図検診が問題なく終了した。

       黒石市の児童心電図検診を、今年度より県が管轄することになり、先日終了した。

       心電図検診に参加した技師への支払いがどうしても遅くなることが問題になっている。昨年は12月になってしまったため、今年は県技師会の予算から先に参加者へ支払い、その後医師会からその分を貰う形にしたい。

 

4.渉外部経過報告

斉藤渉外部長より、特になしとの報告があった。

 

5.事務局経過報告

藤田事務局長より、配布資料に基づいて以下のとおり報告があった。

1)青臨技関連経過報告

2)北日本支部関連報告

3)日臨技関連経過報告

4)関連団体経過報告

5)その他

 720日、21日に第15回日本検査血液学会学術集会が仙台市で行われる予定である。

 

【議題】

1.各種委員会の再編について

 小島会長より、配布資料に基づき以下の報告があった。

       学術部長は秋元副会長が担当し、学術担当理事は木下理事と高井理事とする。

       生物化学分析部門長がつがる西北五広域連合つがる総合病院の鰐田ひとみ氏に変更となった。

       総合管理部門は学術担当が行うことになっているので、こちらも秋元副会長が担当する。

       会誌編集委員会は西北五地区担当で、委員長はつがる西北五広域連合つがる総合病院の太田孝雄氏に決まった。その他のメンバーについては西北五支部から選出することとする。

       役員推薦委員会・表彰審査委員会は各支部から各1名選出することとなっているので、人選して事務局に報告してほしい。ホームページの改訂もあるため、6月中を目途に報告してもらいたい。

       精度管理・標準化委員会に関して、委員長は学術担当の秋元副会長となる。他の委員は各部門の精度管理委員と総合管理部門員がなっていたが、総合管理部門は実質あまり機能していなかったため、こちらの構成委員は各部門の精度管理委員がなる。614日現在、選出途中である。

       倫理委員会について、過去は前会長、現会長となっていたため、小島会長が入り、中田伸一氏に抜けてもらう形で考えている。

       ホームページ運営委員会は事務局長が委員長になるため、藤田事務局長が担当する。他4名は庶務理事、組織調査理事が担当するため、斉藤、佐藤、木津、三上理事となる。

       データ共有化委員会について、基準値を広める際にはこちらの委員会が活動していたが、最近はほとんど活動がなかった。近いうちに、新しい基準値を青森県医師会と協議しなければならないと考えていた。12年の長期間になってしまうので、データ共有化委員会は今回、置かないつもりである。もし新しい基準値を広めるなどの活動が必要ならば、精度管理・標準化委員会で対応してもらいたい。

       検査室精度保障施設認証委員会は、委員長を秋元副会長とする。青森県立中央病院の佐藤裕久氏が施設を移ったため、青森県立中央病院から1人選出してもらう予定である。

       日臨技東北臨技関連の委員について、石山雅大氏が認定一般検査技師制度試験ワーキンググループ委員を現在も継続しているか不明なため確認する。日臨技選挙管理委員会は一戸茂人氏が継続していただけるそうなので、このままの予定である。

上記の事項について理事に諮ったところ了承された。

 

2.次年度の青臨技学会について

小島会長より以下のように報告があった。

開催は西北五支部にお願いする。日程は621日(仏滅)か28日(大安)を考えている。21日は北日本病理部門研修会の日程と重なっているが、会場が結婚式場になる可能性が高いと常任理事会で報告を受けており、それ以降にずらすのも難しいことが予想される。病理部門の方には申し訳ないが、621日を第1候補として考えている。

上記の事項について理事に諮ったところ了承された。

 

3.検査と健康展の実施について

小島会長より以下のように報告と提案があった。

臨床検査の正しい知識とその普及、啓発を行うことで健康づくりの意識を高めることを目的に、11月に健康イベントを行うよう日臨技から依頼が来ている。昨年もこの依頼は来ていたが、青森市で11月にピンクリボンプロジェクトのイベントを行ったため、去年の依頼は断った。今年の開催に向けて、学会と共催で行ってはどうかという意見も出たが、時間や人員の確保が困難なため、学会とは独立して行いたいと考えている。八戸での開催を三八地区に検討してもらい、その結果次第で今後考えたい。

1)開催時期、場所について

       頸動脈エコー、ABIなどが八戸市の健康展で市民向けに行われており、初回ということで実績がある三八地区に開催をお願いしたい。日臨技からの依頼では開催時期は原則11月だが、健康展は928日に開催される。9月と11月に2回開催することは現実的ではないため、9月開催で了承が得られるか日臨技に問い合わせたい。

       補助金をもらうためには、県の技師会が主催としてやらなければいけないが、八戸の健康展は市の主催に協賛でやっている。形式などは変えずに青森県技師会の看板を出し、費用を技師会で全額賄うという形でイベント開催が可能なのかどうか、現在検討中である。

2)頸動脈エコーに伴う問題点

八戸健康展において頸動脈超音波検査を実施していたところ、医師から医療行為であると指摘を受けた。健康展実施要領の中にも「以下の臨床検査(頸動脈超音波検査含む)を検査技師により実施し、得られた検査結果について説明を行う」と記述があるため、この問題については現在日臨技事務局に問合せ中である。

       久保理事より、診療所登録が必要なのではないかという質問があった。

小島会長より、主催でやらせてもらえるのであれば、青森県技師会が県と交渉するという回答があった。

       奈良理事より、開催場所は青森、八戸、弘前で持ち回りなのかという質問があった。

小島会長より、来年以降は未定であり、また理事会で話し合いたいと回答があった。

       奈良理事より各市の健康展と共催で良いのか、単独開催すべきなのではとの質問があった。

小島会長より、市民の立場で考えると健康展の一環として開催した方が偏りがなく良いのではないかと回答があった。また、川村副会長より、単独開催が原則だが今回は初めての開催のため、まずは共催という形で始めるのが良いのではないかと回答があった。

上記の事項について理事に諮ったところ了承された。

 

4.今後の青森県医学検査学会について

1)新人発表のセクション設置

小島会長より以下の通り提案があった。

       特別に新人発表のセクションは設けない。

       若い技師が学会発表を行うように各施設に働きかける。

上記の事項について理事に諮ったところ了承された。

2)公開講演の実施について

小島会長より以下の通り報告があった。

       来年以降は公開講演を実施しない。(一般市民の参加人数が少ないことと、一般社団法人へ移行したことにより、公開講演実施しなくても問題が無くなった)

       久保理事から一般社団法人となっても、県民の健康のために何かを実施する必要があるのではないかとの意見があった。

       齋藤渉外部長より、健康展の実施で充分であり、公開講演を実施する必要はないとの説明があった。

上記の事項について理事に諮ったところ了承された。

3)定時総会と精度管理講習会の開催日について

小島会長より以下の通り提案があった。

       来年以降も青森県医学検査学会の前日に定時総会と精度管理講習会を実施する。

上記の事項について理事に諮ったところ了承された。

4)その他

       奈良理事より、今年度の青森県医学検査学会は、学生の参加者が多く良かった。ただ、ランチョンセミナーに配布する弁当の数が足りなかったことが問題であったのではないかとの意見があった。学会参加の事前登録の検討が今後の課題となった。

       吉岡理事より、学生は抄録集を持っていないため、ホームページで抄録をダウンロードできるようにすれば良いのではないかとの意見があり、小島会長より来年以降検討するとの回答があった。

5.その他

)北日本医学検査学会のシンポジウム選出依頼

       小島会長より、青森県では生物化学分析・遺伝子部門のシンポジウム選出依頼がきているため、良い案があれば挙げてほしいと説明があった。

2)高校生心電図検診の日当支払について

       小島会長より、例年医師会からの日当支払が遅いため、県技師会から参加者に日当をまず支払い、後日医師会からその分を貰う形にしたいとの提案があった。

上記の事項について理事に諮ったところ了承された。

 

議長は以上をもって審議を終了したことを告げた。

 

 

 

会    長                    印

 

監    事                    印