平成26年度 第6回理事会 議事録
1.日 時 : 平成26年12月20日(土) 14:30〜17:00
2.場 所 : 弘前大学医学部附属病院 2F 検査部 カンファレンス室
弘前市本町53 Tel.0172-33-5111
3.出席者 : 小島 佳也、秋元 広之、川村 多蔵、齋藤 浩治、藤田 絵理子、
増田 望、三上 ルリ子、斉藤 仁、佐藤 めぐみ、木津 綾乃、
奈良 秀則、久保 忠利、野坂 亨治、吉岡 治彦、安田 善一
4.欠席者 : 木下 純一、高井 重男、阿部 浩
定款第5章第32条及び諸規定により、議長に小島会長があたり、書記に佐藤、木津理事が指名され、審議が行われた。
【報告事項】
1.第4、5回理事会議事録報告
資料として配布された『第4回理事会議事録』、『第5回理事会議事録』に従って小島会長より報告があり、議事録内容の了承を求めたところ、出席者全員が異議なく了承した。
2.学術部経過報告
秋元学術部長より、配布資料に基づいて以下のとおり報告があった。
・1月24、25日に検査説明相談ができる臨床検査技師育成講習会がある。参加申し込みが37名と予定より多くなった。参加締め切りは終了した。
・3月14日に生物化学部門研修会が予定されている。内容は未定であり、分かり次第ホームページにアップしていく。
・青森県医学検査学会について、6月21日ホテルサンルート五所川原で開催することが決まっている。6月20日に総会を開催し、精度管理報告会も併せて行う予定である。演題の募集については3月中を目途にし、抄録集を4月末までを期限とし、5月の連休明けに発送する予定である。
3.公益部経過報告
川村理事、野坂理事より以下のように報告があった。
(1)高校心電図について
お金の早めの支給を目指し、お盆前までに出してもらいたいということで話を進めてきた。実際は県の医師会との関係上なかなか円滑に進まない。担当者と話し9月20日頃に承諾が得られ、事務局に入金された。時期は若干遅れたが、各支部で支給が終わった。来年に向けても自宅会員の協力が不可欠であるため、金銭のトラブルがないよう早めに支給するよう努めたい。それ以外では特に大きなトラブルもなく終了した。
(2)青森ピンクリボンプロジェクト
ピンクリボンプロジェクトは公益における癌撲滅のための事業の一環として日臨技から助成を受けて事業を展開していた。しかし日臨技の事業がなくなったため、助成を受けられなくなったが今年は開催に協賛した。会議は全9回行った。前日の会場の準備としてサンロード青森が閉店してから22:00に集合し、必要物品の搬入などを行った。当日は9:00〜16:00までの活動で、総勢15名の青臨技会員が参加した。予算の内訳について、FM青森への協賛金を10万見込み、およそ27万円の予算を見込んでいた。途中から日臨技から助成金が出せないことになったため、ピンクリボンプロジェクトにその旨を伝えて、169,660円に予算変更した。決算は約13万で終了した。
ピンクリボンプロジェクトの方がボランティア主体の参加を望んでいる様で、青臨技として参加して良いものかどうか、参加するにしても今は青東支部を中心とした技師になっているが、青臨技全体に情報を発信し、ボランティアで参加したい人が集って参加した方が良いのではないか、などが今後の検討課題である。
ピンクリボンプロジェクトからボランティアで参加したい人が何故参加できないのかと問い合わせがあった。久保理事より、八戸健康まつりでも同様の問題があり、今回様々な点で余裕がなく参加者を施設割り当てにしたところ、前年まではボランティアを募った後に足りない分を施設割り当てにしていたと批判があったため、今後の検討課題にしたいと補足があった。
サンロード青森で行うにあたり、東青支部に協力を要請していたこと、当初の主旨から逸れていること、また癌撲滅の事業もなくなったことも含めて今後の方向性を考えたい。
・久保理事より、日臨技から助成が受けられないのであれば止めても問題がないのではないかと質問があった。
・小島会長より、他の団体との関係もあるため、簡単に開催を見送ることはできないと回答があった。
4.渉外部経過報告
齋藤渉外部長より、以下のように報告があった。
ある施設より、職員を募集しても中々集まらないという話があった。学校のリストを渡す、また日臨技のホームページに登録してもらい公の募集をかけるなどの方法しかない。
5.事務局経過報告
藤田事務局長より、配布資料に基づいて以下のとおり報告があった。
1)青臨技関連経過報告
2)北日本支部関連経過報告
3)日臨技関連経過報告
4)関連団体経過報告
5)今後の予定
6)その他
・今まで研修会の案内などを郵送で施設と自宅会員を含めて128か所に送っていた。6月の末から7月の初旬にかけてアンケート及びメールアドレスを送ってもらい、8月1日からメール送信可能な施設にはメールにて研修会の案内を送っている。128施設中68施設に現在メールで送信している。郵送費、手間の省力化につながっている。
・奈良理事より、来年度の北日本学会のスケジュールはどうなっているのかと質問があった。
・小島会長より、10月17日、18日、札幌に決定していると回答があった。
・久保理事より、メールで送信する際には、施設連絡者宛てを明記してほしいと意見があった。
・藤田事務局長より、今後施設連絡者宛てを明記すると回答があった。
・川村公益部長より、北日本支部関連の研修会が北海道で2回ほど開催されているが、青森県からの出席者はどの位かと質問があった。
・小島会長より、正確な数は把握していないが、少ないと報告を受けていると回答があった。
・小島会長より、1月23日、24日に幹事会などに出席するため、検査説明講習会で挨拶ができなく申し訳ないと追加報告があった。
6.健康まつりについて
久保理事、奈良理事より以下のように報告があった。
(1)八戸健康まつり
当日参加できなく詳細な説明はできないが、行ったのは血糖測定のみである。参加者自身に指先を刺してもらい簡易血糖測定を行った。350名前後の参加があり、特に混乱もなく終了した。参加者には同意書を記入してもらい、20年間の保管が義務付けられている。
(2)黒石健康まつり
11月22、23日は北日本医学検査学会と同日であったため、検査技師の確保が大変であった。事前に厚労省に申請書を出し、診療所登録を行った上で当日は尿、血糖検査を行い、参加者は350名程度であった。前年は400名近かったと聞いていたが、それよりは少数であった。承諾書を作成したが、参加者毎に繰り返しの説明になるため今後簡略化が求められる。またコンサートの音で説明時の声が聞こえ難いことがあったため、これも今後実施していく上で改善が求められる。
・小島会長より来年11月開催の健康展は開催時期が黒石とほぼ被っているため、黒石と一本化する、もしくは別々に開催するのかを話し合いたいと意見があった。
・奈良理事より、健康展参加者は黒石、弘前近郊で層が同じであるため、一本化しても構わないのではないかと意見があった。
7.功労賞、奨励賞について
小島会長より以下のように報告があった。
(1)功労賞について
12月20日に功労賞・奨励賞の表彰委員会を開催した。会長が間違って、表彰審査委員ではなく役員推薦委員を招集した。表彰審査委員の規定では、会長が指名して委員を招集することとなっているため、今回は役員推薦委員の方々に役を担ってもらった。規定では、功労賞の中に特別功労賞(東北医学検査学会から北日本医学検査学会に変更後特別功労者の推薦がなくなったため、それに当たるものとして特別功労賞とした)があり、青森県技師会の役員についていた方などが該当するが、規定は曖昧で詳細には決めていなかった。今後、特別功労賞に該当する方が増えることが予想されるため、特別功労賞は、会長職を歴任した方や副会長職を長期に渡り歴任した方に当てることを委員会で決定した。推薦委員会として今年度は、功労賞がむつ総合病院の萩野繁樹さん、つがる市民診療所の丸山まゆみさん、健生病院の斉藤孝志さんに、特別功労賞が八戸市民病院の山崎正夫前会長に決定した。
・久保理事より役員推薦委員の方が今後のことについて決定して大丈夫なのかと意見があった。
・小島会長より表彰審査の規定を変更するわけではなく、特別功労賞の今後の方向性を決定しただけであり、規定には触れていないので特に問題ないと回答があった。
・奈良理事より昨年福井さんが特別功労賞を貰った経緯はとの質問があった。
・川村公益部長より、東北医学検査学会の特別功労者の推薦がなくなり、対象者が貰えなくなった。福井さんを推薦することを決めていたためその代替として特別功労賞が対象になるのではないかとのことで決定した。しかし、規定が曖昧であるため、今後は対象者が増加することが考えられ、話し合いで規定を決めて今後運用したほうが良いのではないかということとなったと回答があった。
上記の事項について理事に諮ったところ了承された。
(2)奨励賞について
小島会長より以下のように報告があった。
自薦書が、保健学科の藤岡美幸さん、青森市民病院の本田昌樹さん、八戸市民病院の佐藤真喜さんの3名から届いた。そのまま3名が表彰審査委員会で承認された。
上記の事項について理事に諮ったところ了承された。
8.その他
齋藤渉外部長より以下の通り報告があった。
平成26年10月25〜27日にかけて日臨技の地域ニューリーダー育成講習会が開催され、参加してきた。各県1名ずつの参加を呼びかけており、43名参加があった。日臨技の今後の方向性や検体採取について説明があった。宮島会長の話で気になった点は、宮島会長が救急医療学会に参加し、救急医療学会の会長が検査技師にも救急医療の場に参加して欲しいと救急医は思っていると話していた。今後は、検査技師が救急医療の場に入る場面が増えると会長は考えている。また、検査技師も医療人としての資質を持って欲しいと考えており、検査のことだけではなく、チーム医療の一員として検査以外のこともやって欲しいと話していた。
・講習会の中で他県の方が、非会員をどの様にして会員にすればよいのかとの質問があった。県によっては、県の技師会には加入しているが日臨技には加入していないという管理しづらい状況にある。
・理事の一人より回答があり、日臨技として法改正のための運動をしているので、日臨技に入会しなければならないとの回答があった。
その他、人材開発コンサルタントの塩川先生が作成しているステップ表というものがあり、目標を立てていつまでに誰がどんなことをしていくかステップを決めていくもので、それに対して様々な意見や問題点を指摘してもらい、それに沿って皆が情報を共有して事業を進めていくというツールの講習があった。
【議題】
小島会長より以下の通り報告があった。
1.来年の県学会の進捗状況は、秋元学術部長より報告があった通りである。
2.検体採取の件については、理事会終了後に日臨技の理事から詳しく説明がある。
3.高校生のガイダンスについて
北日本支部臨床検査学会にてガイダンスが行われ、保健学科の野坂先生が参加された。また、高校生および教師も数名参加があった。青森県検査技師会としても、今後高校生へのガイダンスを進めたいと考えている。北日本支部の方から教育委員会を通したほうが良いとのアドバイスがあり、青森県教育委員会との話し合いを齋藤渉外部長としてもらい、それを受けて今後理事会で具体的にどの様に実施するか決定し、来年度はぜひ実施したい。
4.その他
技師連盟のバナーを各都道府県のホームページに載せて欲しいとの依頼がきた。政治家の活動があってこその検査技師であり、技師連盟の会員になってぜひ加入して欲しいと依頼がきており、ホームページに載せる了承を得たい。
上記の事項について理事に諮ったところ了承された。
5.検査と健康展について
11月に開催を予定している検査と健康展について、会場候補となっているヒロロのイベント会場は予約受付開始が3ヶ月前となっているため、8月1日にならないと予約できない。よって11月の予約が取れた土曜日の開催で進めていく。
上記の事項について理事に諮ったところ了承された。
議長は以上をもって審議を終了したことを告げた。
会 長 印
監 事 印